百々和宏

百々和宏：多彩な才能を持つミュージシャン

百々和宏（もも かずひろ）は、1972年11月2日生まれの日本のミュージシャン、シンガーソングライターです。福岡県福岡市出身。

ロックバンドMO'SOME TONEBENDERのボーカルとギターとして広く知られていますが、ソロ活動や、他のアーティストとのコラボレーション、更には楽曲提供など、その活動は多岐に渡ります。

MO'SOME TONEBENDERでの活躍とメジャーデビュー

1997年、武井靖典、藤田勇と共に福岡でMO'SOME TONEBENDERを結成。2001年9月21日、アルバム『HELLO』でメジャーデビューを果たしました。以来、バンドの中心人物として、多くの楽曲制作、演奏、ライブ活動に携わっています。

ソロ活動と多様なバンドへの参加

2012年にはソロ活動を開始し、1stアルバム『窓』を発表。ジャケットは漫画家タナカカツキが手掛けたことで話題を呼びました。同年には、フジロックフェスティバルやライジング・サン・ロックフェスティバルといった大型フェスにも出演。

その活動はソロにとどまらず、L'Arc〜en〜Cielのyukihiro、凛として時雨の345と共に結成したgeek sleep sheep、遠藤ミチロウのTHE STALIN Z、中村達也らとのJOY HEIGHTS、SuperflyとのSuperfly & The Lemon Batsなど、数多くのプロジェクトに参加。それぞれのバンドで培った経験と才能を活かし、多様な音楽性を生み出しています。

2013年にはソロ2ndアルバム『ゆめとうつつとまぼろしと』をリリース。向井秀徳との共同制作楽曲「ともをまつ」も収録され、注目を集めました。その後も精力的に作品を発表し続け、2016年には3rdアルバム『スカイイズブルー』、2021年には4thアルバム『OVERHEAT 49』をリリース。これらの作品には、ウエノコウジ、ヤマジカズヒデなど、日本の音楽シーンを代表するミュージシャンが参加しています。

楽曲提供とセッション参加

百々和宏は、自身の活動以外にも、数々のアーティストへの楽曲提供やセッション参加を行っています。椎名林檎の『加爾基 精液 栗ノ花』やacid androidの『13:day:dream』といった作品にも参加し、その卓越したギターテクニックを披露しています。その他にも、ゲーム音楽への参加やトリビュートアルバムへの参加など、その活動は多岐に渡ります。

著述活動

音楽活動以外では、雑誌「音楽と人」に連載していたコラムをまとめた『泥酔ジャーナル』シリーズを刊行。独特の視点とユーモアあふれる文章で読者を魅了し、音楽ファン以外からも支持を得ています。

ザ・ロッカーズへの加入

2018年11月1日以降、陣内孝則がボーカルを務めるバンド「ザ・ロッカーズ」に加入。ベテランミュージシャンとの共演を通して、新たな音楽的境地を開拓しています。

まとめ

MO'SOME TONEBENDERのフロントマンとしての活動からソロ活動、多様なバンドへの参加、楽曲提供、執筆活動まで、百々和宏は音楽シーンにおいて多面的な活躍を見せています。その活動は、常に新しい挑戦と創造性を追求する姿勢を示しており、今後の活動からも目が離せません。彼の音楽性と表現力は、多くの音楽ファンを魅了し続けています。

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