目黒ひとみ

目黒ひとみ：70年代を彩った歌手、その軌跡と現在

目黒ひとみは、1960年9月19日生まれ、東京都板橋区出身の歌手です。彼女は、日本テレビの人気オーディション番組『スター誕生!』をきっかけに芸能界へ足を踏み入れました。

『スター誕生!』での輝き

1973年、『スター誕生!』第87回大会で見事合格。同年9月30日の決戦大会でもその才能を発揮し、合格を手にします。しかし、当時13歳という若さから、デビューは一時見送られることとなりました。同期には、しのづかまゆみ、伊藤咲子らがいました。

ソロデビューとキャッチフレーズ

1975年12月、目黒ひとみはビクター音楽産業からシングル『わたしのシュガーボーイ』で待望のデビューを飾ります。「食べたくなるような女の子」というキャッチフレーズが、彼女のフレッシュな魅力を引き立てました。デビューにあたり、当初は本名での活動も検討されましたが、同時期にデビューする他の歌手との混同を避けるため、芸名が用いられることとなりました。

グループ「ギャル」での活動

ソロとして3枚のシングルをリリースした後、1977年10月には同じ事務所に所属していた石江理世、黒木真由美と共に3人組グループ「ギャル」を結成。新たな音楽性を追求しましたが、1979年にグループは解散しました。

結婚、そして歌手活動再開

「ギャル」解散後、目黒ひとみは芸能界から一時リタイアし、結婚を機に静岡県御殿場市へ。家庭生活を送る傍ら、その後歌手活動を再開。現在は、静岡県を地盤に、各種イベントなどで活動しています。

娘の活躍

目黒ひとみの娘である山本栞里さんも、Ring-Tripのメンバーとして歌手活動を行っており、母娘二代にわたる音楽の才能が受け継がれています。

ディスコグラフィ

シングル

わたしのシュガー・ボーイ / ラブ・コール10：30（1975.12.20）
アップルパイが焼けるまで / すてきなグランドマザー（1976.07.01）
スイートポテト42キロ / 家庭教師（1976.10.01）※カルビー「おさつスナック」CMソング

アルバム

ゴールデン☆ベスト 北村優子・目黒ひとみ・しのづかまゆみ（2009.9.16）

ギャルとして

薔薇とピストル〜コンプリート・コレクション（2010.08.04）

テレビ出演

欽ドン! (フジテレビ系)：デビュー前に本名の石田浩子名義で出演
爆報! THE フライデー (TBS)
日本歌手協会 第44回歌謡祭　歌謡フェスティバル・第3夜 (BSジャパン)：『わたしのシュガーボーイ』を披露（2017年12月収録、2018年1月3日放送）

外部リンク

* 本人HP

目黒ひとみの歌声は、時代を超えて、今もなお多くの人々の心に響いています。今後の活躍にも目が離せません。

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