看護婦日記 パートI

看護婦日記パートI

『看護婦日記パートI』は、1983年の8月16日から12月27日までTBS系列で放送されたテレビドラマです。この作品は、医療ドラマとしての集大成とも言える作品で、多くの視聴者に感動を与えました。

概要

このドラマは、過去の医療ドラマ『野々村病院物語』や『三男三女婿一匹』などの要素を組み合わせたストーリー展開が特徴です。主演の竹下景子をはじめ、看護婦役には木内みどりや山田邦子が起用され、彼女たちの演技が物語に深みを与えています。また、『野々村病院物語』や『三男三女婿一匹』に出演した実力派女優山岡久乃が看護婦長役で登場し、総婦長役の加藤治子との競演は特に見どころの一つです。

第16話には、竹下景子とともに『クイズダービー』でレギュラー出演していたはらたいらと篠沢秀夫がゲストとして入院患者役で出演し、話題を呼びました。

放送事情

福島県では、福島テレビが視聴者保護の観点から、第1話から第7話まで同時ネットで放送しましたが、フジテレビ系列への全面移行に伴い、第8話から第14話までは遅れネットに変更。さらに第15話以降は、TBS系列の新局であるテレビユー福島で同時ネットされるという、複雑な放送形態が採られました。

主なキャスト

• - 井花牧子：竹下景子
• - 井花圭一：田原俊彦
• - 真田フクエ：木内みどり
• - 河内山セキ：山田邦子
• - 風間初子：小野みゆき
• - 柳本雪子：浅沼有紀子
• - 戸倉文江：岡本麗
• - 大里民子：三波美夕紀
• - 巣造登紀子：鶉野樹理
• - 藤本やよい：愛田夏希
• - 鳥居京子：北條文榮
• - 堂丸英三郎：磯部勉
• - 深井すみれ：阪上和子
• - 深井実：川﨑麻世
• - 深井豊子：山岡久乃
• - 秘書のナース：伊藤喜久子

他、多数のキャストが脇を固めており、豪華な顔ぶれが魅力です。

スタッフ

本作は、高橋玄洋が脚本を担当し、音楽は渡辺敬之が手掛けました。また、主題歌には松山千春の「オンリーユー」が使われ、ドラマの感動を一層引き立てました。制作にはテレパックとTBSが関わり、演出は本多勝也や大室清が担当しています。

まとめ

『看護婦日記パートI』は、医療現場を舞台に人間ドラマが繰り広げられる感動的な作品で、キャストやスタッフの力量が光る傑作ドラマです。その放送当時の視聴者の心に深く刻まれることでしょう。

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