矢加部駅

矢加部駅について

矢加部駅（やかべえき）は、福岡県柳川市三橋町柳河に存在する西日本鉄道（西鉄）の天神大牟田線に属する駅です。この駅は駅番号T38で、1937年10月1日に開業しました。2008年からはICカードnimocaが導入され、2017年には駅ナンバリングが始まりました。最近の変化として、2021年には駅の集中管理システムが導入され、無人駅として運営されています。

駅の構造

矢加部駅は高架駅で、単式ホーム1面1線を備えています。かつては木造の駅舎があったのですが、高架橋への階段を上ったところに位置していました。この駅は、福岡（天神）方面から最初にリーチする駅ではありますが、列車交換の機能は備えていません。ホームの長さは3両分であるため、4両編成以上の列車が来た際には、櫛原駅と同様に一部のドアしか開かない仕組みが取られています。また、地上とホームの間は階段だけでつながっており、バリアフリー設備は設置されていません。

利用状況

2022年度における矢加部駅の1日の平均乗降人員は180人で、周辺の住民の大半は、徒歩約15分ほどの距離にある西鉄柳川駅（全列車が停車する駅）を利用しています。このことから、矢加部駅の利用度はそれほど高くないことが分かります。

駅周辺

駅の西側には柳川市立矢ヶ部小学校が位置しており、南西にはハリウッドワールド美容専門学校があります。また、国道208号が駅のすぐ横を通過しており、駅の南側には三柱神社があります。国道208号はこの駅以南で天神大牟田線と並行しており、多くのロードサイド店舗が並び、地域の活気を醸し出しています。1987年までは、国鉄佐賀線が駅の真下を通過していましたが、その時は駅の設置はありませんでした。駅から1キロメートルほど西には筑後柳河駅が存在しています。

隣の駅

西日本鉄道の天神大牟田線では、柿池駅（T37）から矢加部駅（T38）、そして西鉄柳川駅（T39）へのシンプルなつながりがあります。特急や急行列車は矢加部駅を通過するため、利用する際には注意が必要です。

以上が、矢加部駅の概要と関連情報です。この駅が提供する利便性や地域の特長を考慮しつつ、利用者が快適に過ごせるような環境となることを願っています。

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