矢橋大理石

矢橋大理石株式会社とは

岐阜県大垣市に本社を構える矢橋大理石株式会社は、建築石材の分野での長い歴史を持つ企業です。主に大理石や花崗岩などの加工・販売、施工を手掛けており、建材やエクステリアの提供に加えて、商社機能、建設、輸送用機器、半導体・電子機器など広範な事業を展開しています。

事業内容

矢橋大理石は、主に以下の部門で活動を行っています。

建築石材部

• - 石材の加工と販売: 大理石や花崗岩などの建築用石材を専門に扱っています。
• - 内装仕上げ工事: 壁石やタイル、カーペットなどを使用した内装の施工を行います。
• - 外装工事: 瓦屋根やスレート屋根などの施工も手掛けています。

鉄工生産部

• - 鉄道関連部品の製造: 鉄道車両の部品やバルブ部品の製造販売を行い、長年の経験を活かしています。

電子生産部

• - 電子機器の加工: 電子プリント基板の加工も手がけており、電子産業にも幅広く対応しています。

歴史

矢橋大理石の起源は1901年に遡ります。当初は「矢橋大理石商店」として、大理石を中心に石材の加工・販売を開始しました。以来、1913年には合資会社へと移行し、その後も数度の名称変更を経て、1986年には現在の社名に改称しました。それ以降も、様々な技術革新や事業拡大を続け、特に電子や鉄工分野の生産や国際取引にも力を入れてきました。

施工実績

矢橋大理石の施工実績は多岐にわたります。国会議事堂や日本銀行、三井本館などの歴史的建物から、現代のオフィスビルや住宅まで幅広く手掛けてきました。これらのプロジェクトにおいては、海外からの大理石や花崗岩を調達し、その加工や設計、施工管理を一貫して行っています。

取引先およびグループ会社

取引先には大手ゼネコンである大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店などが名を連ねています。また、グループ会社としてヤバシテクノ株式会社やヤバシ石材工事株式会社なども運営しており、地元経済にも貢献しています。

経営状態

最近の決算では、2010年度から2012年度にかけて5,276,952千円から5,709,308千円の売上高を記録しており、企業としての安定した成長が伺えます。また、経常利益やキャッシュフローの状況も改善傾向にあることから、今後の事業展開にも期待がかかります。

まとめ

矢橋大理石株式会社は、長い歴史と経験を持つ建築石材企業であり、石材加工から始まり、現在では電子機器や鉄道部品など多様な事業を展開しています。今後もさらなる成長と発展が期待される企業です。

もう一度検索