石崎琴美

石崎 琴美（いしざき ことみ）について

石崎琴美は、1979年1月4日に北海道旭川市で誕生した、日本の女子カーリング選手です。2022年の北京オリンピックでは、銀メダルを獲得し、日本における冬季オリンピックの最年長メダリストとなるという新たな記録を打ち立てました。

生い立ちと学歴

彼女は帯広市で育ち、帯広市立帯広南商業高等学校を卒業しました。身長166cm、体重54kgの石崎は、右利きの選手としてカーリング界での道を歩み始めました。プロとしてのキャリアは2002年に始まり、それ以降、数度にわたってオリンピックに出場してきました。

キャリアの始まり

彼女のカーリングキャリアは、帯広市にある「東光舗道株式会社」への入社から始まりました。この会社のカーリング部で競技をスタートし、そこで出会ったチームメイトに青田しのぶがいます。その後、石崎は青田や岡崎ゆかりと共に北見市の「河西建設」に参加。しかし、カーリング場の設立された当初、幼稚園児だった藤澤五月と出会ったのもこの時期です。

主な成績とオリンピック出場

2000年には第17回日本カーリング選手権で優勝し、ソルトレークシティオリンピックではリザーブとして出場。最終順位は8位でした。2007年には「チーム青森」に加入し、2010年のバンクーバーオリンピックにも出場しました。

2022年、12年ぶりにオリンピックに出場し、北京オリンピックで見事銀メダルを獲得しました。これにより冬季オリンピックにおいて、最年長のメダリストとしての記録も打ち立てました。

凱旋とその後

2023年にはグランドスラム・カナディアンオープンでアジアのチームとして初優勝を果たし、さらに日本選手権での連覇を達成しました。しかし、2024年5月にはロコ・ソラーレのチームを離脱する意向が発表され、新たな道を模索していることが窺えます。

石崎琴美の影響

彼女は、カーリング界だけでなく、幅広い年齢層からの支持を受け、多くの後輩選手にとっても模範となっています。特に、オリンピックにおける活躍は、今後の日本カーリングの発展に寄与することでしょう。

チームと活動

石崎は、4人制女子カーリングの一員として、全国レベルでの数々の大会で活躍してきました。所属するチームやスポンサーとの長い関係は、彼女の専門的な成長にもつながったと言えるでしょう。彼女は、日本カーリング協会の理事や指導普及委員としても活躍し、普及活動にも力を入れています。

まとめ

石崎琴美のカーリングに対する情熱と献身は、彼女自身のキャリアにおいて顕著に現れています。そして、彼女の活躍は未来のカーリング選手への刺激と希望となっています。今後の動向にも、是非とも注目していきたいところです。

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