石川県立津幡高等学校

石川県立津幡高等学校

石川県河北郡津幡町に位置する石川県立津幡高等学校は、地域に根ざした公立高等学校です。通称「幡高（ばたこう）」として親しまれています。

設置学科

多様な進路に対応できるよう、以下の学科が設置されています。

総合学科: 2年次から進学、ビジネス、園芸の3系列に分かれ、生徒の興味や進路希望に応じた学習が可能です。
スポーツ健康科学科: スポーツ科学や健康に関する専門知識・技能を習得し、将来のスポーツ指導者や健康運動指導者を目指します。

教育目標

津幡高校では、以下の3つを教育目標として掲げています。

1. 自ら学ぶ意欲を養い、知性を磨き、生涯にわたって学び続ける態度を育成
2. 思いやりの心を育み、社会性と協調性のある心豊かな人間を育成
3. 心身を積極的に練磨し、健康で気力の充実したたくましい人間を育成

これらの目標達成のため、総合学科とスポーツ健康科学科の特性を活かした特色ある学校づくり、教育活動の見直しと創意工夫、家庭や地域社会との連携を重視した教育活動を展開しています。

沿革

津幡高校は、戦後の学制改革により、石川県立津幡農学校と石川県立津幡高等女学校が統合して1948年に開校しました。その後、時代の変化に合わせて学科改編や教育内容の見直しを行い、現在に至っています。

1948年：石川県立津幡農学校と石川県立津幡高等女学校を統合し、石川県立津幡高等学校として開校
1949年：総合制高校として、普通科、農業科、商業科、家庭科を設置
1969年：全日制農業科を廃止し、新たに園芸科を設置
1970年：全日制商業科を分離独立（石川県立河北台商業高等学校）
2001年：普通科、園芸科を募集停止し、総合学科に改編
2013年：体育科をスポーツ健康科学科に改編

部活動

津幡高校には、運動部と文化部合わせて多くの部活動があり、生徒たちはそれぞれの興味や才能を伸ばしています。

運動部

陸上競技、野球、バスケットボール（男・女）、バドミントン（男・女）、ソフトボール（女）、サッカー、柔道、剣道、なぎなた、ウエイトリフティング、ボート、弓道、射撃

文化部

茶道、華道、吹奏楽（軽音楽）、美術、科学、パソコン、園芸（農蚕）、JRC

所在地・アクセス

所在地: 〒929-0325 石川県河北郡津幡町字加賀爪ヲ45番地
アクセス:
JR七尾線 中津幡駅 徒歩約6分
IRいしかわ鉄道線 津幡駅 徒歩約20分
北鉄金沢バス「津幡中央」停留所 徒歩約10分
津幡町営バス「津幡高校前」または「津幡高校正門前」停留所 徒歩約1分

著名な関係者

津幡高校は、各界で活躍する多くの人材を輩出しています。

谷口貴都（法学者、元高岡法科大学教授）
中川了滋（弁護士、最高裁判所判事）
金丸雄介（柔道家、北京オリンピック柔道73kg級日本代表）
下出善紀（柔道選手）
新田雅史（柔道選手）
鍛冶宏美（柔道選手）
広村麻衣（柔道選手）
渕田萌生（柔道選手）
坂本美樹（バスケットボール選手）
佐藤千裕（バスケットボール選手）
池田智美（バスケットボール選手）
森川元気（バストロンボーン奏者)

その他

校内文化祭は「津高祭」と呼ばれ、毎年秋に開催されます。
2001年の学科改編では、近隣の河北台商業高校の商業教育を取り入れ、総合学科のカリキュラムに反映させています。

関連情報

* 石川県立津幡高等学校 公式サイト

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