石川真紀

石川 真紀（いしかわ まき）

1974年4月16日生まれ。秋田県秋田市出身の元文化放送アナウンサーです。

経歴

石川氏がアナウンサーという職業に興味を抱いたのは、中学1年生の頃でした。授業中に、クラスメイトが書いた手紙を自分の声で読み聞かせた際、人前で言葉を伝えることの素晴らしさを実感したのがそのきっかけとなったといいます。秋田県立秋田高等学校に進学後は放送部に所属し、NHK杯全国高校放送コンテストのアナウンス部門で全国大会への出場経験を持ちます。

早稲田大学政治経済学部に入学後も、アナウンス研究会で研鑽を積みました。大学卒業後の1997年4月、文化放送にアナウンサーとして入社。しかし、2002年には報道制作部（現在のコミュニケーション デザイン局 報道スポーツ センター）へ異動し、警視庁担当の報道記者として活動しました。

2004年11月に再びアナウンス部へ戻り、アナウンサーとしてのキャリアを再開。2021年4月1日付でアナウンス次長に昇進しました。そして、2022年3月31日をもって担当番組への出演を終え、同年6月30日付で文化放送を退社しました。

人物・エピソード

私生活では、2011年から2012年頃に一度結婚し、その後離婚を経験していますが、『大竹まこと ゴールデンラジオ!』の番組内で再婚したことを明かしています。

趣味はフラメンコで、フラメンコを通じて小俣雅子氏と親交があります。また、自他ともに認める豊かな体型の持ち主として知られています。

愛称にはいくつかあり、「まきぴょん」という呼び名は水谷加奈氏が名付けたものです。『くにまるジャパン』あるいは『くにまるジャパン 極』出演時は「秋田こけし」と呼ばれたこともあります。特に同番組内のコーナー『お気楽! 野村係長』では、秋田弁を駆使したキャラクター「秋田おばば」として出演し、リスナーに親しまれました。

父親がアマチュアのジャズプレイヤーだった影響を受け、1950年代から1960年代にかけての音楽、特にジャズへの造詣が深いことで知られています。自身が担当した文化放送の『S盤アワー』や、かつてラジオ東京で放送されていた『L盤アワー』など、当時の音楽番組の復刻版CDを好んで聴いているといいます。

主な担当番組

文化放送在籍中に担当した主な番組は以下の通りです。

小西克哉のなんだ? なんだ!（3代目アシスタント）
寺島尚正 ラジオパンチ!（リポーター他）
文化放送ライオンズナイター／ホームランナイター（スタジオ担当）
大竹まこと 少年ラジオ
木村政雄の楽園計画
竹内靖夫の電リク・ハローパーティー
大竹まこと ゴールデンラジオ!内 ニュース
朝の小鳥
三井生命 イブニングカフェ
いとうせいこう GREEN FESTA
ドコモ団塊倶楽部
くにまるジャパン／くにまるジャパン 極（パートナー）
林家正蔵のサンデーユニバーシティ
就職戦士ブンナビ!
ニュース・パレード
新・みんなの寅さん
ミュージック・デザート（北陸放送向け裏送り）
伊東四朗・吉田照美 親父熱愛
キャンサーカフェ ～みんなでガンを考えよう～
須田慎一郎のこんなことだった!! 誰にもわかる“経済学”
ハート・リング健康Radio〜認知症と手をつなごう〜
文化放送ASMR特番

これらの番組を通して、長年にわたり文化放送の顔として活躍しました。退社後の活動については、公式サイト等で確認できます。

もう一度検索