石田郵便局について
石田
郵便局は、
長崎県壱岐市石田町に位置する
郵便局です。かつては集配
特定郵便局として、地域における
郵便・物流の拠点としての役割を担っていました。
住所は、〒811-5299
長崎県壱岐市石田町印通寺浦469-48で、壱岐の海の玄関口の一つである印通寺港に面しており、港町の風景の中に溶け込んでいます。
歴史
石田
郵便局の歴史は古く、
1880年(
明治13年)
6月13日に
郵便取扱所として業務を開始しました。当初は「印通寺
郵便局」という名称で、同時に
郵便物の集配業務も開始。特筆すべきは、
郵便物の輸送のために、印通寺港と佐賀県呼子港の間で「
郵便船」が運航されていたことです。この
郵便船は、当時の物流を支える重要な役割を担っていました。
その後、
1885年(
明治18年)12月1日に貯金取扱を開始し、
1892年(
明治25年)3月16日には
為替取扱も開始しました。
1907年(
明治40年)12月16日には、大字石田から印通寺浦へ移転。
1930年(
昭和5年)3月16日には電話交換業務を開始しました。
1952年(
昭和27年)7月1日には、風景入通信日付印の使用を開始し、地域に根ざした
郵便局としての特色を強めていきました。
1970年(
昭和45年)5月18日には、現在の場所へ新築移転し、同時に「石田
郵便局」に改称しました。
1975年(
昭和50年)10月22日には、電話自動化に伴い電話交換業務を郷ノ浦電報電話局に引き継ぎ、
2007年(平成19年)10月1日の民営化に伴い、一部業務を併設された
郵便事業新福岡支店石田集配センターに移管しました。
2012年(平成24年)10月1日には、
日本郵便株式会社の発足に伴い、
郵便事業新福岡支店石田集配センターを石田
郵便局に統合し、現在に至ります。
現在の業務内容
石田
郵便局では、現在、以下の業務を取り扱っています。
郵便、印紙、ゆうパック、内容証明
貯金、
為替、振替、
振込、国債
生命保険、バイク自賠責保険
宝くじの販売
ゆうちょ銀行ATM
壱岐市内の一部地域の集配業務
周辺施設
石田
郵便局の周辺には、以下の施設があります。
壱岐市役所石田庁舎
壱岐市立石田中学校
壱岐市立石田小学校
原の辻遺跡
壱岐市立一支国博物館・長崎県埋蔵文化財センター
これらの施設は、地域住民の生活や文化を支える上で重要な役割を担っています。
アクセス
石田郵便局へのアクセスは、以下の通りです。
印通寺港フェリーターミナルから北へ約400m(徒歩約5分)
壱岐交通バス マリンパル停留所下車
駐車場:5台
参考資料
石田町教育委員会 『石田町史』 1992年
外部リンク
石田郵便局 -
日本郵政