石野憲助

石野憲助：映画とテレビドラマを牽引したプロデューサー

石野憲助（いしの けんすけ）は、1936年生まれの日本の映画・テレビプロデューサーです。劇団民藝映画部、国際放映を経て、1975年に石原プロモーションに入社しました。

石原プロモーションでの活躍

石原プロモーションでは、数多くのテレビドラマのプロデュースを手がけ、その多くをヒットに導きました。常務取締役としても石原プロの経営を支える重要な役割を担いました。

しかし、1990年に石原プロの方向性に疑問を抱き、高山正彦、荻原達らと共に石原プロを退社。自身の制作プロダクション「ニューウェーヴ」を設立し、独立しました。

ニューウェーヴとマーズプロダクション

ニューウェーヴでは、数々のテレビドラマや映画のプロデュースを行い、その手腕を発揮しました。1997年にニューウェーヴを退社した後、再び自身の制作プロダクション「マーズプロダクション」を設立。

現在は、映画を中心に活動を続けています。長年にわたり、日本の映像業界を支えてきた人物の一人と言えるでしょう。

主な作品

石野憲助がプロデュースを手がけた作品は、テレビドラマ、映画と多岐にわたります。以下に主な作品を挙げます。

テレビドラマ

天皇の世紀
水滸伝
大都会 闘いの日々
大都会 PARTII
大都会 PARTIII
浮浪雲（渡哲也版）
西部警察 (PART1)
西部警察 PART-II
西部警察 PART-III
ただいま絶好調!
ゴリラ・警視庁捜査第8班
いつか、サレジオ教会で
湘南女子寮物語
愛さずにいられない
ヒマラヤの赤い自転車
謎ジパング〜あなたの知らない日本（情報番組）
瞳に星な女たち
アイシテイルと描いてみた
イヴの贈り物
巷説百物語（ドラマW版）

映画

野獣都市 天使の囁き
よるべなき男の仕事 殺し
新宿欲望探偵
NOBODY
三たびの海峡
ダブル・デセプション〜共犯者


これらの作品からも、石野憲助が日本の映像業界に与えた影響の大きさが伺えます。彼のプロデュース作品は、今も多くの人々に愛され続けています。

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