磐梯山有料道路

磐梯山ゴールドライン

磐梯山ゴールドラインは、福島県耶麻郡磐梯町から北塩原村へと至る、全長17.6kmの一般道路です。かつては有料道路でしたが、2013年7月25日に無料開放され、現在は誰でも気軽に通行できる観光道路として親しまれています。正式名称は福島県道64号会津若松裏磐梯線の一部です。

名称の由来

「磐梯山ゴールドライン」という通称は、地元民謡『会津磐梯山』に歌われる「会津の宝の山」に由来します。この名称が示す通り、沿線には豊かな自然と美しい景観が広がっています。

ルートと見どころ

磐梯町から源橋を渡り、猫魔ヶ岳と磐梯山の間の鞍部を越えて、裏磐梯の桧原湖へと下るルートです。途中には展望パーキングが点在し、それぞれ異なる景色を楽しむことができます。

山湖台: 猪苗代湖を一望できる絶景スポットです。磐梯山の雄大な山容と湖のコントラストは圧巻です。
とび滝展望台: 豪快なとび滝を間近に望むことができます。滝の音を聞きながら、自然の力を感じることができます。
望湖台: 桧原湖の美しい湖面を望むことができます。湖面に映る磐梯山の姿もまた格別です。
黄金平: 1888年の磐梯山噴火によって生じた爆裂火口を間近に見ることができます。大自然の脅威と生命力を感じられる場所です。

特に秋の紅葉は見事で、多くの観光客が訪れます。赤や黄色に染まった木々が、磐梯山の景色を一層美しく彩ります。

注意点

アルツ磐梯スキー場のゲレンデ内を通る区間があるため、冬季（11月上旬から4月下旬）は全面閉鎖されます。通行できるのは春から秋にかけての期間のみとなりますのでご注意ください。

路線データ

路線名: 福島県道64号会津若松裏磐梯線
延長: 17.6 km
* 最急勾配: 10%

まとめ

磐梯山ゴールドラインは、磐梯山の雄大な自然を満喫できる絶景の観光道路です。ドライブやツーリングはもちろん、サイクリングにもおすすめです。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉と、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。ぜひ一度、訪れてみてください。

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