北塩原村

福島県耶麻郡北塩原[[村]]

概要

北塩原[[村]]は、福島県の北西部に位置し、その面積の大部分を山林が占める自然豊かな村です。日本百名山の一つである磐梯山と、桧原湖、五色沼など大小300以上の湖沼群を有する「裏磐梯」は、観光地として有名です。農業も盛んで、高原野菜や蕎麦などの特産品があります。村名は、合併前の北山村、大塩村、檜原[[村]]から一字ずつ取って名付けられました。

地理

村の西部は北山、中央部は大塩、東部は桧原と呼ばれています。標高は北山地区が200～300m、大塩地区が400～500m、桧原地区が800～1000mと、地域によって異なります。磐梯山の北麓に広がる裏磐梯は、夏は登山客、冬はスキー客で賑わいます。桧原湖は、1888年の磐梯[[山噴火]]によってできた湖で、冬はワカサギ釣り、夏はバスフィッシングが楽しめます。大塩川は、高曽根山から大塩・北山地区を流れ、流域には農地が広がっています。

主な山と川、湖
山：磐梯山、西吾妻山
川：大塩川、中津川渓谷、小野川不動滝
湖：桧原湖、小野[[川湖]]、秋元湖、曽原[[湖]]、五色沼、雄国沼

隣接する自治体
福島県：喜多方市、耶麻郡猪苗代町、耶麻郡磐梯町
山形県：米沢市

気候

北塩原[[村]]は、亜寒帯湿潤気候に属しており、冬は寒さが厳しく、12月から3月にかけては日平均気温が氷点下となります。降雪量も多く、特別豪雪地帯に指定されています。冬季には-20℃前後の気温を観測することも珍しくありません。

歴史

1954年、北山村、大塩村、檜原[[村]]が合併し、北塩原[[村]]が誕生しました。その後、磐梯吾妻道路や磐梯山有料道路が開通し、観光客のアクセスが向上しました。

主な年表
1954年：北山村、大塩村、檜原[[村]]が合併し、北塩原[[村]]が発足
1959年：磐梯吾妻道路が供用開始
1970年：磐梯山有料道路が供用開始
1993年：国道459号が制定

行政

歴代の村長は、加勢粂治氏から始まり、現在は遠藤和夫氏が務めています。

経済

村の主な産業は、農業と観光業です。大塩地区では、江戸時代以前から塩が取れており、会津藩の御用塩となっていました。金融機関は会津よつば農業協同組合北塩原支店が指定[[金融機関]]です。郵便局は、北塩原郵便局が集配局で、その他に裏磐梯郵便局、檜原郵便局、北山簡易郵便局があります。

交通

村内には鉄道路線が通っていないため、最寄りの駅はJR磐越西線の猪苗代駅または喜多方駅です。路線バスは会津バスと村営のコミュニティバスが運行しています。高速道路は、猪苗代磐梯高原ICまたは会津若松ICを利用します。一般国道は国道459号が通り、主要地方道も複数あります。道の駅は道の駅裏磐梯があります。

観光名所

北塩原[[村]]には、名水百選にも選ばれた小野川湧水、大塩裏磐梯温泉、諸橋近代美術館、磐梯朝日国立公園などがあります。また、星野リゾート 猫魔スキー場やラビスパ裏磐梯も人気があります。

主な観光スポット
名水百選「小野川湧水」
大塩裏磐梯温泉
諸橋近代美術館
磐梯朝日国立公園
星野リゾート 猫魔スキー場
ラビスパ裏磐梯

祭事

村の主な祭りは、裏磐梯火の山まつり（7月21日開催）と2つ児参り（9月7～9日開催）です。裏磐梯火の山まつりは、磐梯山噴火の犠牲者を慰霊する祭りです。2つ児参りは、2歳児の無病息災を祈願する祭りです。

史跡

桧原城、岩山城、柏木城などの史跡が残されています。

その他

北塩原[[村]]は、磐梯高原の一部を構成しています。
小椋佳は、大学時代に北塩原[[村]]に滞在していたことがあり、そのことが芸名の由来の一つとなりました。2010年からは裏磐梯観光大使を務めています。

外部リンク

北塩原[[村]]公式サイト
* 原[[村]] (vill.kitashiobara'>北塩原[[村]]公式Facebook - Facebook)

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