磐田警察署

磐田警察署について

磐田警察署は、静岡県磐田市に所在する静岡県警察の管轄下にある警察署です。署長は警視が務めています。地域住民の安全を守るため、日々活動を行っています。

管轄区域

磐田警察署は、磐田市全域を管轄しています。

所在地

磐田警察署は、静岡県磐田市一言2533番地4に位置しています。

沿革

磐田警察署の歴史は古く、明治時代にまで遡ります。以下にその主な変遷を記します。

1876年（明治9年）
9月20日：見附第五出張所が設置されました。
12月28日：警察第六出張所に名称が変更されました。
1877年（明治10年）
2月8日：見付警察署に名称が変更されました。
5月10日：二俣分署が開設されました（後の天竜警察署）。
5月20日：森町分署が開設されました（後の森警察署）。
1886年（明治19年）10月16日：森町分署が森町警察署に昇格し、袋井分署が新設されました。
1889年（明治22年）3月1日：袋井分署が山名分署に名称変更されました。
1900年（明治33年）8月7日：山名分署が袋井分署に名称を戻しました。
1914年（大正3年）5月6日：袋井分署は巡査部長派出所に降格されました。
1940年（昭和15年）
11月1日：磐田郡見付町を含む2町2村が合併し、磐田町が発足しました。
11月20日：合併に伴い、見附警察署は旧磐田警察署に改称されました。
1948年（昭和23年）
3月7日：旧警察法の施行により、国家地方警察[[静岡県本部]]南磐田地区警察署が磐田町見附2531番地の1に、自治体警察が磐田・袋井・福田・掛塚各町に設置されました。
4月1日：磐田町が市制を施行し、磐田町警察は磐田市警察署に改称されました。
1951年（昭和26年）9月30日：袋井・福田・掛塚各町で自治体警察の廃止を求める住民投票が行われ、賛成多数により廃止が決定しました。翌日、南磐田地区警察署に編入されました。
1954年（昭和29年）7月1日：現警察法の施行に伴い、南磐田地区警察署と磐田市警察署が廃止され、静岡県警察が発足し、静岡県磐田警察署となりました。
1962年（昭和37年）5月8日：旧庁舎が新築落成しました。この場所は、1951年9月1日に旧磐田市が井通村大字一言の一部を編入した土地であり、2005年の新設合併まで、分割された境界が複雑に入り組む状態でした。
2000年（平成12年）2月14日：現庁舎が建て替え竣工しました。庁舎は旧豊田町側に位置しています。
2007年（平成19年）4月1日：2005年4月に行われた市町村合併と静岡県警の警察署管轄再編計画に伴い、旧天竜警察署管内だった旧豊岡村地区が編入されました。
2011年（平成23年）4月1日：静岡県警の警察署再編計画に伴い、管轄区域の一部であった袋井市が分離し、袋井警察署が新設されました。
2017年（平成29年）8月23日：千手堂駐在所と長野駐在所が統合され、磐田南部交番が新設されました。
2020年（令和2年）8月20日：竜洋交番の新庁舎が開所し、十束駐在所が廃止されました。
2021年（令和3年）
8月20日：見付交番が新設されました。
8月20日：西貝交番と御厨駐在所が統合され、御厨駅前交番が新設されました。

交番

磐田警察署には、以下の交番が設置されています。

豊岡交番(上神増)
向陽交番(向笠竹之内)
磐田駅前交番(中泉)
豊田交番(森岡)
福田交番(福田)
竜洋交番(豊岡)
磐田南部交番(千手堂)
見付交番(見付)
御厨駅前交番(鎌田)

警察官駐在所

磐田警察署には、以下の警察官駐在所が設置されています。

富岡警察官駐在所(富里)

備考

磐田警察署の別館には、機動捜査隊、自動車警ら隊、交通機動隊の西部支隊が配置されています。

参考文献

『静岡県警察史』上巻 静岡県警察本部 1978
『静岡県警察史』下巻 静岡県警察本部 1979
『静岡県警察史』自昭和50年至平成12年 静岡県警察本部 2002

外部リンク

磐田警察署

もう一度検索