祇園駅 (福岡県)

祇園駅（ぎおんえき）

福岡県福岡市博多区御供所町にある祇園駅は、福岡市地下鉄空港線の駅で、駅番号はK10です。副駅名として「博多旧市街口」があります。この駅のシンボルマークは、福岡出身のグラフィックデザイナー西島伊三雄によってデザインされ、駅近くの櫛田神社に奉納される博多祇園山笠で見られる法被姿の若者をモチーフにしています。駅は博多駅が管理し、JR九州サービスサポートが業務を受託する業務委託駅です。

歴史

祇園駅は1983年3月22日に開業しました。2000年にはエレベーターの併用が開始され、2017年からは業務委託駅としての運営が始まりました。2022年2月14日には、副駅名として「博多旧市街口」が設定されました。

駅の構造

祇園駅は、島式ホームを1面2線持つ地下駅です。大博通りの真下に位置しており、駅のコンコース階には博多駅との地下連絡通路も設けられています。この通路には有料の駐輪場も設置されています。また、地上に設けられたエレベーター昇降口は、博多祇園山笠の舁山を模してデザインされています。

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は6,841人と報告されており、空港線の駅の中では最も利用者が少ない駅です。近年の乗車人数の推移に関しては、特記事項としてのさらなるデータやトレンドなどは確認する価値があります。

駅周辺

祇園駅の周辺は多くのオフィスビルが集中するビジネスエリアになっています。また、近くには櫛田神社があるため、毎年夏になると博多祇園山笠の祭りが行われ、周囲は混雑し交通規制が敷かれることもあります。

周辺には他にも多くの名所や施設が点在しています。たとえば、福岡市地下鉄七隈線の櫛田神社前駅、キャナルシティ博多、福岡県赤十字血液センターやマックスバリュ博多祇園店、福岡ファッションビル、そして各種の行政機関や神社などが存在します。観光やビジネスに訪れる人々にとって、利便性の高い位置にあると言えるでしょう。

隣接する駅

祇園駅は空港線の中洲川端駅（K09）と博多駅（K11）の間に位置しています。交通の利便性も高く、地域の重要な交通拠点となっています。

まとめ

このように、祇園駅は福岡市において重要な役割を果たしている地下鉄の駅です。歴史、美しいデザイン、周辺の賑わいとともに、訪れる人々に多くの魅力を提供しています。

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