神奈川中央交通中山営業所

神奈川中央交通中山営業所

神奈川中央交通中山営業所は、神奈川県横浜市旭区白根町に所在する、神奈川中央交通の営業所です。最寄りのバス停留所は「中山車庫」です。神奈川中央交通が直接管理する営業所としては、比較的新しい部類に入ります。所属車両の識別記号は「な」です。

営業所本体以外にも、横浜市旭区上川井の亀甲山バス停留所付近に、休憩・待機用の小規模な車庫が存在します。ここは、中山車庫から距離のある若葉台中央方面の路線で利用されています。

中山営業所の特徴として、横浜市営バスとの共同運行路線や、横浜市営バスから移管された路線が非常に多い点が挙げられます。

沿革

この節では、大和営業所中山操車所（横浜神奈交バス中山営業所）時代の沿革についても記述します。

2005年4月1日 - 神奈川中央交通大和営業所中山操車所が、横浜市緑区寺山町に開設されました。
2007年4月1日 - 横浜市営バスより、121系統（新横浜駅 - 保土ヶ谷駅西口）が移管されました。
2007年10月1日 - 横浜市営バスより、1系統（中山駅 - 三ツ沢西町 - 横浜駅西口、中山駅 - 竹山団地）が移管されました。
2007年12月1日 - 横浜市営バスより、116系統（三ツ境駅 - 若葉台中央）が移管されました。
2008年2月12日 - 横浜市営バスより、5系統（横浜駅西口 - 鶴ヶ峰駅 - 若葉台中央、鶴ヶ峰駅 - よこはま動物園）および115系統（鶴ヶ峰駅 - 若葉台中央、鶴ヶ峰駅 - 今宿ハイツ循環）が移管されました。
2008年2月17日 - PASMOの運用が開始されました。
2008年4月16日 - 横浜神奈交バス中山営業所が開設され、神奈中大和営業所中山操車所の運行管理が全面委託となりました。
2010年3月1日 - 横浜市内の路線でGPSによるバスロケーションシステムが導入されました。
2015年1月12日 - 中山操車所が旭区白根町に移転し、鴨居駅・中山駅・鶴ヶ峰駅を結ぶ路線が新設されました。
2017年1月1日 - 神奈川中央交通グループの乗合バス事業再編により、横浜神奈交バスが神奈川中央交通（本体）に吸収合併され、神奈川中央交通中山営業所に組織変更されました。これに伴い、運行管理委託が終了し、神奈中本体の管轄となりました。

現行路線

中山営業所が担当する主な路線は以下の通りです。

横浜駅西口 - 梅の木 - 中山駅方面
1系統：横浜駅西口と中山駅を結び、一部区間便も運行。
横51系統：横浜駅西口と中山駅を結ぶ路線で、一部時間帯のみの運行。

横浜駅西口 - 千丸台団地方面
62系統：横浜駅西口と千丸台団地を結ぶ急行バス。共通定期券が利用可能。

横浜駅西口・鶴ヶ峰駅 - 若葉台中央・十日市場駅方面
5系統：横浜駅西口、鶴ヶ峰駅から若葉台中央、よこはま動物園方面へ運行。
115系統：鶴ヶ峰駅から若葉台中央方面へ運行。
峰02系統：鶴ヶ峰駅から十日市場駅方面へ運行。

横浜駅西口・鶴ヶ峰駅 - 中山駅方面
横52系統：横浜駅西口から鶴ヶ峰駅を経由し中山駅へ運行。
中53系統：鶴ヶ峰駅から中山駅への区間便。

鶴ヶ峰駅 - 鶴間駅東口方面
間01系統：鶴ヶ峰駅から鶴間駅東口への路線。

鶴ヶ峰駅 - よこはま動物園方面
5系統：鶴ヶ峰駅からよこはま動物園への路線。一部便は北門まで。

鶴ヶ峰駅 - グリーンヒル上白根方面
115系統：鶴ヶ峰駅から上白根地区を循環する路線。

鶴ヶ峰駅 - 中山車庫方面
峰03系統：鶴ヶ峰駅から千丸台団地を経由し中山車庫へ。

三ツ境駅 - 若葉台中央・十日市場駅方面
116系統：三ツ境駅から若葉台中央へ、相鉄バスと共同運行。
境21系統：三ツ境駅から若葉台中央を経由し十日市場駅へ。

十日市場駅 - 若葉台中央方面
23系統：十日市場駅と若葉台中央を結ぶ路線。横浜市営バス、東急バスと共同運行。

新横浜駅 - 保土ヶ谷駅方面
121系統：新横浜駅から保土ヶ谷駅西口を結ぶ。
131系統：新横浜駅から川島住宅への急行バス。

鴨居駅 - 竹山団地方面
56系統：鴨居駅から竹山団地へ、横浜市営バスと共同運行。

鴨居駅 - 千丸台団地方面
119系統：鴨居駅から千丸台団地方面へ循環運行、横浜市営バスと共同運行。
鴨02系統：鴨居駅から中山車庫への出入庫路線。

中山駅 - 竹山団地方面
1系統：中山駅から竹山団地へ。

中山駅 - 中山車庫方面
中55系統：中山駅から中山車庫への急行バス。

中山駅 - 三保中央方面
中54系統：中山駅から三保中央を結ぶ。

中山駅 - 武蔵中山台循環
中57系統：武蔵中山台を循環する路線。

長津田駅 - 若葉台中央方面
40系統：長津田駅から若葉台中央へ。以前は横浜市営バスと共同運行。

南町田グランベリーパーク駅 - 若葉台中央方面
南01系統：南町田グランベリーパーク駅から若葉台中央へ。

廃止・移管路線

過去には以下の路線が廃止または移管されました。

119系統（鴨居駅 - 峯小学校前）：2021年4月1日に廃止。
中50系統（中山駅北口 - 市が尾駅）：2024年4月1日に廃止。

車両

2024年8月現在、中山営業所には77台の車両が所属しています。全車が一般路線バスで、大型ノンステップバスが中心ですが、ワンステップバスも含まれています。

主な車種：三菱ふそう・エアロスター、いすゞ・エルガ。
その他：いすゞ・エルガハイブリッド、三菱ふそう・エアロスターSも少数所属。
中型車：いすゞ・エルガミオが2台所属。
過去には小型車も所属していたが、現在は廃止。

その他

行先表示にLEDを採用した際、「共通定期券取扱車」の表示が省略された時期がありましたが、一部路線で復活しています。
「亀甲山」の表記について、神奈川中央交通では「亀の甲山」と表記していた時期がありましたが、現在は「亀甲山」に統一されています。

脚注

[注釈]

[出典]

関連項目

神奈川中央交通東・大和営業所
* 東急バス青葉台営業所

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