神奈川県立相模原高等学校

神奈川県立相模原高等学校

神奈川県立相模原高等学校は、相模原市中央区横山一丁目に位置する公立高等学校です。地域住民の要望に応え、神奈川県立相原高等学校の普通科を独立させる形で1964年に開校しました。近隣には同名の私立高校があるため、「県相（けんそう）」という略称で親しまれています。

概要

県教委から学力向上進学重点エントリー校、理数教育推進校として指定を受け、2019年度からは文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール（SSH）の指定を受けています。大学進学を強く意識した教育が行われており、生徒たちは学習に励んでいます。多くの部活動が活発に活動しており、北相地区の大会で優秀な成績を収めています。

沿革

1963年10月16日 - 神奈川県立相模原高等学校設立認可告示
1964年4月6日 - 第1回入学式挙行
1966年6月 - 校旗制定
1966年10月 - 校歌制定
1967年3月1日 - 第1回卒業式挙行
2000年度 - 2学期制に移行
2019年4月1日 - 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール（SSH）の指定を受ける

設置課程

全日制普通科

施設

校舎はA棟、B棟、C棟の3つの棟で構成されています。近年、耐震工事や改修工事が行われ、教育環境が整備されました。また、体育館兼講堂、グラウンド、プール、テニスコート、武道場、部室棟など、充実した施設を備えています。

体育館兼講堂
グラウンド
サッカー場
屋外プール
テニスコート（クレー6面）
武道場
部室棟（運動部）
ハンドボールコート

教育

「文武両道・切磋琢磨」をモットーに、学習だけでなく学校行事や部活動にも生徒が自主的に全力で取り組む校風です。生徒一人ひとりの進路希望に応じたきめ細やかな指導が行われています。

入試

2005年度以降は学区制が廃止され、県内全域からの受験が可能となりました。学力検査、面接、特色検査の結果などを総合的に評価して選考が行われます。

高大連携講座

大学と連携し、高度な学びの機会を提供しています。東京都立大学、東京工業大学、東京農業大学、青山学院大学、麻布大学、北里大学、中央大学、法政大学、早稲田大学などの大学と提携実績があります。

国際交流

県相国際交流クラブ（KIC）を中心に、留学生との交流や英語ディベートなど、国際的な活動を積極的に行っています。また、オーストラリア短期留学やSSHロサンゼルス海外研修など、海外研修プログラムも充実しています。

学校行事

相翼祭

体育部門と文化部門に分かれた学園祭です。体育部門では、誕生月をベースにした組対抗の競技や男女ペアダンス「応援の華」が行われます。文化部門では、各クラスや団体が催し物を出店し、競い合います。体育館ではステージ発表や後夜祭も開催されます。

その他

新入生歓迎球技大会、県相スタートキャンプ、修学旅行、クラス対抗百人一首大会、持久走大会、合唱コンクールなど、様々な行事を通して生徒間の親睦を深めています。

部活動

部活動が盛んで、入部率は兼部含め約97%と高いです。硬式野球部、サッカー部、吹奏楽部、KIC英語ディベート部、マンドリン部、軽音楽部、科学研究部などが活発に活動しています。

著名な出身者

政界、経済界、学術界、芸術・芸能界など、各界で活躍する多くの人材を輩出しています。

赤間二郎（衆議院議員）
小野沢豊（愛川町長）
三枝富博（イトーヨーカ堂代表取締役社長）
八郷隆弘（本田技研工業元代表取締役社長）
森健（作家）
清水義央（KENSOギタリスト）
寺嶋陸也（作曲家、ピアニスト）

交通

相模原駅または上溝駅からバス。

関連項目

神奈川県高等学校一覧

外部リンク

公式サイト)
* 神奈川県立相模原高等学校 同窓会

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