神津はづき

神津はづき (こうづ はづき)

神津はづきは、1962年8月31日に東京都で生まれた日本の女優です。彼女の家族は芸術の世界に深く根ざしており、母は女優の中村メイコ、父は作曲家の神津善行です。また、彼女の祖父は作家の中村正常で、姉にはエッセイストとしての顔を持つ神津カンナ、弟には画家の神津善之介がいます。夫は俳優の杉本哲太であり、彼女は3児の母でもあります。神津はづきは刺繍アーティストとしても活動しています。

来歴

神津はづきは、東洋英和女学院高等部を卒業した後、ニューヨーク大学に留学しました。そして、1983年には花王名人劇場の「わが家はカタログ」で女優デビューを果たしました。デビュー以降、彼女は若手の実力派演技者として注目を集め、テレビ、映画、舞台、エッセイ、ラジオのDJといった多様なメディアで活躍しています。1992年には俳優の杉本哲太と結婚し、現在に至るまでマルチに活動を続けています。

主な出演作品

映画

神津はづきは多くの映画にも出演しています。代表作としては、

• - 愛しのチィパッパ (1986年)
• - 二十四の瞳 (1987年)
• - 郷愁 (1988年)
• - この胸のときめきを (1988年)
• - パイレーツによろしく (1988年)
• - 死国 (1999年)
• - いつか読書する日 (2005年)では渡辺看護師役を演じました。

ドラマ

また、テレビドラマでも多彩な役をこなしています。主な出演作品は次のとおりです：

• - 土曜ワイド劇場 (ANB)

- 「女医の死亡診断書」(1985年)
- 「松本清張作家活動40年記念ドラマスペシャル・一年半待て」(1991年)では杉崎安江役

• - 火曜サスペンス劇場 (NTV)

- 「疑惑」(1989年)
- 「絆」(1996年)

• - 水戸黄門 (1995年)ではおかん役
• - 警部補・古畑任三郎 (1994年) 第11話「さよなら、DJ」

これらの作品に加え、彼女はバラエティ番組にも多数出演しており、多才な芸能人として知られています。

舞台

舞台でも活躍し、中村さんちのチエコ抄や屋根の上のヴァイオリン弾きなどの作品に出演してきました。

ディスコグラフィー

神津はづきは、音楽活動も行っています。彼女のデビュー作「流行性感冒」は1973年にリリースされており、これは「神津八月」という名義で発表された曲です。この楽曲は姉の中村メイコが作詞を手掛け、父の神津善行が作曲と編曲を担当しています。

まとめ

神津はづきは、芸術家一家に生まれ育ち、マルチな才能を発揮している女優です。映画、ドラマ、舞台、音楽の多方面で活躍し、家族の影響も受けながら今日まで活動の幅を広げています。

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