神淵神社

神淵神社（かぶちじんじゃ）

岐阜県加茂郡七宗町に位置する神淵神社は、歴史と自然に彩られた古社です。旧社格は郷社、金幣社であり、地域の人々から崇敬を集めています。

祭神

神社の御祭神は以下の二柱です。

素戔嗚尊（すさのおのみこと）：古くは牛頭天王とも呼ばれた神で、厄除けや武勇の神として知られています。
奇稲田姫命（くしなだひめのみこと）：素戔嗚尊の妻であり、夫婦円満や豊穣の神として信仰されています。

歴史

神社の創建年代は明確にはわかっていませんが、伝承によれば、壬申の乱（672年）の際に大海人皇子（後の天武天皇）が戦勝祈願のため、この地に神鏡を祀ったのが始まりとされています。この伝承は、神社の歴史の深さと、古くから人々の信仰を集めてきたことを物語っています。

文化財

境内にそびえ立つ大杉は、樹齢数百年の巨木であり、その存在感は圧倒的です。この大杉は「神渕神社の大杉」として、国の天然記念物に指定されており、自然の力強さと神社の歴史を象徴する存在となっています。

所在地

岐阜県加茂郡七宗町神渕4168-1

現地情報

交通アクセス

お車でのアクセスの場合、岐阜県道64号可児金山線の神淵公民館前交差点から町道に入り、約5分で参道入口に到着します。参道から本殿までは細い林道を通るため、通行には十分な注意が必要です。

駐車場

本殿付近に駐車場が設けられています。

ギャラリー

[神社の画像1]

[神社の画像2]

[神社の画像3]

[神社の画像4]

[神社の画像5]

[神社の画像6]

[神社の画像7]

[神社の画像8]

その他

神淵神社は、豊かな自然に囲まれた静かな場所にあり、訪れる人々に安らぎを与えてくれます。歴史と自然が調和したこの場所で、心静かに神聖な空気に触れてみてはいかがでしょうか。また、近隣には植物天然記念物も存在し、豊かな自然を満喫できるエリアとなっています。

脚注

植物天然記念物一覧

関連項目

植物天然記念物一覧

もう一度検索