福井中央郵便局

福井中央郵便局：福井市の中心で150年以上の歴史を刻む

福井中央郵便局は、福井県福井市大手3丁目に位置する主要な郵便局です。1872年（明治5年）3月1日、福井郵便取扱所として開設されて以来、150年以上にわたって福井市民の郵便・金融サービスを支え続けてきました。民営化以前は集配普通郵便局として機能し、現在も福井市内の一部地域における郵便物の集配業務の中心を担っています。局番号は33079です。

充実したサービスと便利な立地

同郵便局は、ゆうちょ銀行福井店（金沢支店福井出張所）およびかんぽ生命保険福井支店を併設しており、郵便サービスに加え、幅広い金融サービスを受けることができます。ゆうちょ銀行福井店は、福井県内で唯一の直営店舗であり、貯金、貸付、為替といった基本的な業務に加え、国際送金や投資信託といった高度な金融商品も取り扱っています。かんぽ生命保険福井支店も同様に、県内唯一の直営店舗として、生命保険に関する様々なサービスを提供しています。

郵便局のアクセスも抜群です。北陸新幹線、ハピラインふくい線、えちぜん鉄道勝山永平寺線の福井駅西口から徒歩約5分、福井鉄道福武線福井駅停留場からも徒歩約4分と、公共交通機関を利用したアクセスが非常に便利です。また、京福バスやすまいるバスの停留所も近くにあります。お車でお越しの際は、北陸自動車道福井ICから約15分です。19台分の駐車場も完備されているため、車での来局も容易です。

歴史を彩る変遷

福井中央郵便局の歴史は、福井郵便取扱所の開設から始まります。その後、福井郵便役所、福井郵便局（三等）と名称を変えながら、業務範囲を拡大。明治10年には貯金取扱、明治18年には電信取扱を開始するなど、時代の流れと共にサービスを充実させてきました。昭和24年には現在の場所である大手町に移転し、佐佳枝分室を廃止。昭和62年には現在の名称である「福井中央郵便局」に改称されました。民営化以降も、郵便事業福井支店の統合やゆうゆう窓口の営業時間変更など、様々な変化を経て現在に至っています。

かつては、アピタ福井大和田店内、学園3丁目、西武百貨店福井店新館内、福井県立病院内、福井市役所内、福井春山合同庁舎内、福井大学内、パリオ内、パワーシティフクイワイプラザ内など、様々な場所に出張所やATMを設置していましたが、民営化を機にゆうちょ銀行金沢支店の出張所へと移行しました。

福井市の中核を担う郵便局

福井中央郵便局は、単なる郵便・金融機関としてだけでなく、長年にわたる地域貢献を通じて、福井市の歴史と発展に深く関わってきました。今後も、地域住民の生活を支える重要な拠点として、その役割を果たしていくことでしょう。

もう一度検索