福室鏻太郎(ふくむろ りんたろう)
福室鏻太郎は、
1893年(
明治26年)
7月14日に
東京府で生まれ、没年は不明です。彼は、実業家として共立土地建物の監査役を務める傍ら、
政治家としても活動しました。東京市
淀橋区会議員、落合町会議員、
所得税調査委員といった公職を歴任し、地域社会に貢献しました。
人物
福室鏻太郎は、
東京府出身で、父は福室錠之助です。
1904年に
家督を相続しました。
1929年5月には落合町会議員に当選し、学務委員も兼任しました。また、八幡神社の氏子
総代、光徳寺の檀徒
総代も務めるなど、地域社会における活動も積極的に行いました。東京市
淀橋区上落合1丁目に住居を構えていました。
家族・親族
福室家
福室家は、落合町誌によると、「土地有数の
旧家」であり、始祖は不明ですが、藤左衛門を中興の祖としています。代々、村の運営に尽力した家系です。
親族
父:錠之助
母:サダ(東京、浅見定吉の長女)
弟:
金作(
1903年 - ?、妻は
宇田川銀之助の四女)
喜代太郎(
1895年 - ?、浅見定吉の養子となる)
姉
妹:ツル(
1898年 - ?、東京、福室鍋太郎の妻)
妻:ユキ(
1895年 - ?、東京、高山半之助の四女)
息子
娘
親戚:
宇田川銀之助(共立土地建物取締役、酒醬油商) - 福室藤左衛門の三男で、宇田川金蔵の養子。
参考文献
落合町誌刊行会編『落合町誌』落合町誌刊行会、1932年。
人事興信所編『人事興信録 第10版 上』人事興信所、1934年。
交詢社編『日本紳士録 第44版』
交詢社、1940年。
人事興信所編『人事興信録 第13版 下』人事興信所、1941年。
人事興信所編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年。