福岡県道45号福岡空港線

福岡県道45号福岡空港線は、福岡市博多区の空港前3丁目から板付1丁目に至る、全長約3kmの主要地方道です。この道路は、福岡空港国内線ターミナルと国道3号、福岡高速2号太宰府線を結ぶ重要な役割を担っています。

路線概要

福岡空港線は、福岡市が全線を管理しており、福岡空港の南東側を迂回するようなルートを取ります。具体的には、空港国内線ターミナルの北側にある空港北交差点を起点とし、ターミナルビルの前を通り、空港の東側を下って南東に進みます。その後、空港南東端の月隈小学校入口交差点を右折し、空港の南側を南西方向に進みます。国道3号と交差した後、福岡県道・大分県道112号福岡日田線と交わる板付交差点が終点となります。

この路線は、福岡県道24号福岡東環状線と同様に、福岡市の環状道路の一部を構成しています。空港の南側区間は滑走路に近接しており、1996年のガルーダ航空865便事故では、オーバーランした機体が当路線を横切るという事態が発生しましたが、幸いにも通行中の車両との衝突は避けられました。

路線データ

起点: 福岡県福岡市博多区空港前3丁目（空港北交差点、福岡県道574号水城下臼井線上）
終点: 福岡県福岡市博多区板付1丁目（板付交差点、福岡県道・大分県道112号福岡日田線交点）
総延長: 2,996 m

歴史

1993年5月11日、建設省によって県道福岡空港線が主要地方道に指定されました。

路線状況

重複区間: 福岡県道574号水城下臼井線（福岡市博多区空港前3丁目・空港北交差点（起点） - 福岡市博多区月隈3丁目・月隈3丁目交差点）

地理

通過自治体: 福岡市（博多区）

交差する道路

（具体的な交差道路の詳細は省略）

沿線施設

福岡空港国内線ターミナル
福岡市地下鉄空港線 福岡空港駅
東平尾公園
博多の森球技場（ベスト電器スタジアム）
博多の森陸上競技場
アクシオン福岡
福岡県立総合プール
* 福岡市立席田中学校

この道路は、福岡空港へのアクセスを担うだけでなく、周辺地域の生活にも密接に関わる重要なインフラとなっています。空港利用者だけでなく、地域住民の生活道路としての役割も果たしており、福岡市東部の交通を支える上で欠かせない存在です。

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