福岡県道60号飯塚大野城線

福岡県道60号飯塚大野城線

福岡県道60号飯塚大野城線は、福岡県飯塚市から大野城市に至る主要地方道です。この道路は、飯塚市中心部から糟屋郡を横断し、大野城市へと至る重要な交通路としての役割を担っています。

概要

この県道は、飯塚市飯塚の飯塚橋北交差点を起点とし、大野城市御笠川4丁目の御笠川4丁目北交差点が終点です。飯塚市の中西部、糟屋郡須恵町の東部から南部、宇美町の中央部、そして大野城市の北部を通過します。特に、飯塚市と須恵町の境に位置するショウケ越は、冬季には交通規制が敷かれることがあり、急カーブと急勾配が連続する難所となっています。一方、起点となる飯塚市中心部や、終点付近の大野城市周辺では、交通量の多さから渋滞が発生しやすい状況です。

終点の御笠川4丁目北交差点では、福岡県道56号福岡早良大野城線に接続しており、この道路を利用することで福岡市南部や糸島市方面へのアクセスも可能です。

大野城市内では、終点付近の北側にバイパスが整備されており、大野城市乙金東から御笠川4丁目東交差点、春町東交差点へと至る区間が利用できます。

路線データ

起点：福岡県飯塚市飯塚（飯塚橋北交差点、福岡県道473号瀬戸飯塚線交点）
終点：福岡県大野城市御笠川4丁目（御笠川4丁目北交差点、国道3号交点、福岡県道56号福岡早良大野城線終点）

歴史

1993年（平成5年）5月11日：建設省により、県道飯塚大野城線が主要地方道に指定されました。
2019年（平成31年）3月29日：大野城市内の旧道区間が県道指定から解除されました。
2021年（令和3年）3月30日：御笠川西側の旧道区間が県道指定から解除され、終点が春町東交差点から御笠川4丁目北交差点に変更されました。

路線状況

この道路には、以下の橋梁が設置されています。

津原橋（明星寺川、飯塚市）
舎利蔵橋（舎利蔵川、飯塚市）
宮前橋（飯塚市）
新佐谷橋（須恵川、糟屋郡須恵町）
花園橋（須恵川、糟屋郡須恵町）
新石原橋（須恵川、糟屋郡須恵町）
神武原橋（宇美川、糟屋郡宇美町）
炭焼大橋（内野川、糟屋郡宇美町）

地理

この県道が通過する主な自治体は以下の通りです。

飯塚市
糟屋郡須恵町
糟屋郡宇美町
大野城市

交差する道路と鉄道

この道路は、以下の鉄道と交差しています。

篠栗線（福北ゆたか線）
香椎線

沿線情報

沿線には、以下の施設があります。

飯塚市文化会館（飯塚コスモスコモン）
飯塚市立図書館
飯塚コミュニティセンター
飯塚市立穂波西中学校
JR九州篠栗線（福北ゆたか線）
筑前大分駅 - 九郎原駅
九州産業大学 九州産業野球グラウンド
宇美町立宇美東小学校
宇美八幡宮
JR九州香椎線 宇美駅
宇美町役場
御笠川
大野城市立御笠の森小学校
福岡高速2号太宰府線 208 大野城出入口

峠

ショウケ越（飯塚市 - 糟屋郡須恵町）


この道路は、地域住民にとって重要な生活道路であると同時に、福岡県内を移動する上でも重要な役割を果たしています。

もう一度検索