福島地方気象台

福島地方気象台について

福島地方気象台は、福島県福島市に所在し、県内の気象業務を統括する機関です。気象観測、予報、地震・火山活動に関する情報提供など、多岐にわたる業務を行っています。県民の生活に密着した気象情報を提供し、災害時には防災情報を発信する重要な役割を担っています。

主な業務

• - 地上気象観測：気温、湿度、風向、風速、降水量などの気象要素を観測します。
• - 地域気象観測（アメダス）：県内各地に設置されたアメダスによる観測データに基づき、より詳細な気象状況を把握します。
• - 火山活動に関する解説：県内の火山活動状況を監視し、噴火予報や火山に関する情報を提供します。
• - 予報業務：県内の天気予報や週間予報などを作成し、発表します。
• - 地震情報・防災・広報業務：地震発生時には緊急地震速報や地震情報を提供します。また、防災に関する情報発信や広報活動も行っています。

組織

福島地方気象台は、以下の組織で構成されています。

• - 福島地方気象台長
• - 次長
• - 業務・危機管理官
• - 業務係
• - 観測予報管理官
• - 予報官
• - 気象情報官
• - 主任技術専門官
• - 技術専門官
• - 現業班
• - 防災管理官
• - 調査官
• - 防災気象官
• - 土砂災害気象官
• - 水害対策気象官
• - 地震津波防災官
• - 防災業務係
• - 防災指導係
• - 防災情報係
• - 火山防災調整係

特別地域気象観測所

福島県内には、以下の3つの特別地域気象観測所が設置されています。

1. 若松特別地域気象観測所
- 所在地：福島県会津若松市材木町
- 主な役割：会津地方の気象観測
2. 小名浜特別地域気象観測所
- 所在地：福島県いわき市小名浜
- 主な役割：浜通りの気象観測
- 2008年以降、降雪と積雪の観測は終了
3. 白河特別地域気象観測所
- 所在地：福島県白河市郭内
- 主な役割：県南地方の気象観測

これらの観測所は、無人化されていますが、地域ごとの気象状況を把握するために重要な役割を担っています。

歴史

福島地方気象台は、1889年に福島県立福島二等測候所として創立されました。その後、幾度かの改称や移転を経て、現在の福島地方気象台となりました。各特別地域気象観測所も、それぞれ歴史を重ねています。

• - 福島地方気象台：1889年創立、1957年に現名称に改称、2023年に現在地に移転
• - 若松特別地域気象観測所：1923年創立、2010年に無人化
• - 小名浜特別地域気象観測所：1910年創立、2008年に無人化
• - 白河特別地域気象観測所：1940年創立、1998年に無人化

所在地

• - 福島地方気象台：福島県福島市花園町5番46号
• - 若松特別地域気象観測所：福島県会津若松市材木町1丁目9番49号（北緯37度29.3分 東経139度54.6分 海抜212.1m）
• - 小名浜特別地域気象観測所：福島県いわき市小名浜字船引場19番地（北緯36度56.8分 東経140度54.2分 海抜3.3m）
• - 白河特別地域気象観測所：福島県白河市郭内1番地136（北緯37度7.9分 東経140度12.9分 海抜355.0m）

観測史上記録

各観測所では、過去に様々な気象記録が観測されています。

• - 福島地方気象台観測
• - 若松特別地域気象観測所観測
• - 小名浜特別地域気象観測所観測
• - 白河特別地域気象観測所観測

詳細については、各気象台のウェブサイトや関連資料をご参照ください。

関連情報

• - 中通り：天気予報において、福島地方気象台（福島市）を示します。
• - 会津：天気予報において、若松の観測所（会津若松市）を示します。
• - 浜通り：天気予報において、小名浜の観測所（いわき市）を示します。

外部リンク

• - 地方気象台ホームページへのリンクをここに記述'>福島地方気象台ホームページ

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