福島県道131号下郷会津本郷線
福島県道131号下郷会津本郷線は、
福島県南会津郡下郷町から
大沼郡会津美里町に至る一般県道であり、かつて
会津西街道として利用されていました。
概要
重用路線
バイパス
氷玉バイパス
歴史的な町並みが残る
大内宿と、伝統工芸品である本郷焼の窯元や向羽黒城のある
会津美里町本郷地区を結ぶ氷玉峠は、かつて自動車の通行が困難な細く険しい山道でした。この区間の交通を改善し、広域的な観光を支援するとともに、
国道118号の災害代替路線を確保する目的で、
1975年度(
昭和50年度)に着工され、
2003年(平成15年)4月23日に開通しました。バイパスの全長は9213.6 mです。
1994年(平成6年)には、旧道部の峠において埋蔵文化財の発掘調査が行われました。
このバイパスの開通により、
大内宿と本郷地区間の距離は従来の
国道118号経由よりも8 km短縮され、
会津若松市へのアクセスも10 km短縮されました。
関山バイパス
会津美里町氷玉にある関山集落の狭隘区間を解消するために建設され、2013年12月27日に開通しました。全長は903 mで、集落の西側を迂回するルートとなっています。
道路施設
トンネル
- 全長:645.0 m
- 幅員:6.0(8.5) m
- 有効高:4.7 m
- 工法:上部半断面先進工法
- 竣工:1990年3月
- 施工:三立・東邦・渡部建設工事共同企業体
橋梁
- - 紅葉橋(1988年竣功 L=60 m)
- - 清水橋
- - 栄橋
- 全長:77.5m
- 幅員:11.0m
- 竣工:1990年
- 全長:36.0m
- 幅員:5.7m
- 竣工:1960年
- 全長:40.0 m
- 幅員:7.0 m
- 形式:単径間単純合成鋼鈑
桁橋
- 竣工:
1983年
- 施工:巴組
- 全長:23.0 m
- 幅員:5.5(7.5) m
- 形式:鋼単純合成鈑
桁橋
- 竣工:1993年度
- 全長:59.4 m
- 主径間:19.283 m
- 幅員:7.0 m
- 形式:3径間単純合成H鋼
桁橋
- 竣工:
1986年度
- 施工:東開工業
- 全長:34.2 m
- 幅員:5.5(7.0) m
- 形式:鋼単純鈑
桁橋
- 竣工:1998年度
- 全長:10.4 m
- 幅員:8.0(9.5) m
- 形式:鋼単純鈑
桁橋
- 竣工:
2000年度
- 全長:26.0 m
- 幅員:6.5(8.0) m
- 形式:鋼単純鈑
桁橋
- 竣工:
2001年度
- 全長:11.2 m
- 幅員:8.0(9.5) m
- 形式:鋼単純鈑
桁橋
- 竣工:
2001年度
- 全長:34.5 m
- 幅員:6.0(11.0) m
- 形式:鋼単純鈑
桁橋
- 竣工:
2002年度
沿革
2007年8月28日、
会津美里町氷玉の福永、古屋敷地区における集落内の狭隘区間を解消するために整備された県道23号に至る新道が開通し、現道1280.2mが
会津美里町道へ移管されました。
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線