福島県道28号本宮三春線

福島県道28号本宮三春線は、本宮市と三春町を結ぶ全長14.174kmの主要地方道です。

概要

この県道は、本宮市本宮字舘町を起点とし、田村郡三春町字大町を終点としています。1971年に主要地方道として指定され、2024年には高木工区が開通するなど、地域の交通状況に合わせて改良が重ねられてきました。

歴史

1971年6月26日：主要地方道本宮三春線に指定。
1993年5月11日：建設省により、主要地方道として指定。
2024年3月16日：高木工区（1.36km）が開通。

路線状況

本宮三春線は、以下の路線と重複しています。

福島県道355号須賀川二本松線（本宮市本宮字仲町 - 同市本宮字中條）
福島県道73号二本松金屋線（本宮市本宮字中條 - 同市高木字舟場）
福島県道40号飯野三春石川線（田村郡三春町平沢字担橋 - 同郡同町大町）

高木工区バイパス
高木工区は、本宮市高木地区の狭隘区間を解消するために建設されたバイパスです。2010年度から事業が開始され、2024年3月16日に供用が開始されました。これにより、車両や歩行者の安全性が向上し、旧本宮町と旧白沢村間の交通アクセスが改善されました。旧道は2025年4月1日に区域指定が解除される予定です。

起点：本宮市高木字辻
終点：本宮市糠沢字西笹田
全長：1.36km

道路施設

本宮三春線には、以下の橋梁などの道路施設があります。

安達橋
作原橋
全長：10m
幅員：9m
竣工：1957年
作原橋側道橋
全長：11.0m
幅員：3.0m
形式：PC単純プレテン軽スラブ桁橋
竣工：2004年
総工費：2300万円

阿武隈川水系仲川に架かる橋で、交通安全施設等整備事業により下り線側に側道橋が建設されました。
陣橋
全長：18.6m
幅員：7.0m
竣工：1975年

郡山市西田町土棚にて白岩川を渡る橋です。
三春跨線橋
全長：153.725ｍ
主径間：44.853ｍ
幅員：7.25（9.75）m
形式：2径間連続合成鋼鈑桁橋＋RC床版橋＋単純鋼床版箱桁橋＋単純合成鋼鈑桁橋（計5径間）
竣工：1986年度

JR磐越東線を跨ぐ橋梁で、本宮街道踏切の立体化のために建設されました。総事業費は10億200万円です。
担橋
全長：22.0m
幅員：12.0m
竣工：1981年

八島川を渡る橋です。

地理

本宮三春線は、以下の自治体を通過します。

福島県
本宮市
郡山市
田村郡三春町

交差する道路

本宮三春線は、以下の道路と交差します。

本宮市
国道4号、福島県道30号本宮土湯温泉線
福島県道146号石筵本宮線
福島県道355号須賀川二本松線
福島県道118号本宮岩代線
福島県道8号本宮熱海線、福島県道73号二本松金屋線、福島県道355号須賀川二本松線
福島県道73号二本松金屋線

三春町
福島県道116号二本松三春線
福島県道115号三春日和田線
福島県道40号飯野三春石川線
国道288号、福島県道40号飯野三春石川線

沿線

みずいろ公園
本宮運動公園
本宮市立糠沢小学校
JR磐越東線 三春駅

まとめ

福島県道28号本宮三春線は、本宮市と三春町を結ぶ重要な道路であり、地域住民の生活や経済活動を支えています。バイパスの開通や橋梁の整備など、時代の変化に合わせて進化を続けています。

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