福島県道314号東湯野寺屋敷線

福島県道314号東湯野寺屋敷線は、福島県福島市飯坂町東湯野を起点とし、同市下飯坂に至る全長1.609kmの一般県道です。

路線の概要

起点は福島市飯坂町東湯野字河原田に位置し、終点は福島市下飯坂字北畑です。路線の総延長と実延長は等しく、1.609kmとなっています。路線認定年月日は1959年8月31日です。

道路施設：摺上橋

路線上には、阿武隈川水系の摺上川を渡る重要な構造物である摺上橋があります。橋の詳細は以下の通りです。

全長：160m
主径間：25.9m
幅員：7m
形式：6径間PC桁橋
竣工：1966年

摺上橋は飯坂町東湯野字瀬々から下飯坂字向井河原を結び、橋上は上下対向2車線で供用されています。歩道は設置されていません。かつては上流に架かる十綱橋の位置に、1873年に架けられた橋梁に「摺上橋」の名が用いられていました。

接続路線

国道399号（福島県道5号上名倉飯坂伊達線重用区間）（飯坂町東湯野字河原田 起点）
* 福島県道155号飯坂瀬ノ上線（下飯坂字北畑 終点）

沿線情報

沿線には明光寺があります。

その他

県道名称にある「寺屋敷」は終点の下飯坂の字名に由来しますが、実際の寺屋敷は終点から南に離れた場所に位置しています。この点は、路線の名称と実際の地理的配置との間に若干のずれがあることを示しています。

福島県道314号東湯野寺屋敷線は、地域住民の生活や経済活動を支える重要な役割を担っており、沿線の自然や歴史的な背景と合わせて、地域の魅力を伝える役割も果たしています。

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