福島県道387号飯坂保原線

福島県道387号飯坂保原線は、福島県福島市と同県伊達市保原町を結ぶ、全長約16.8kmの一般県道です。福島市街地の北端を東西に横切り、伊達市保原地域へと至るこの路線は、地域における重要な役割を担っています。

路線の特徴

起点と終点:
起点：福島市飯坂町平野（福島北警察署入口交差点 = 国道13号交点）
終点：伊達市保原町金原田（福島県道150号伊達霊山線交点）
総延長と実延長:
総延長：16.794km
実延長：13.024km
北幹線としての役割:
起点から国道4号交点（北幹線東入口交差点）までは「北幹線」と呼ばれ、国道13号と国道4号を結ぶ、片側2車線のほぼ直線となっている幹線道路です。東北自動車道福島飯坂インターチェンジと国道4号を繋ぎ、物流業者の拠点も沿線に点在します。
地域へのアクセス:
国道4号から東はほぼ全線が片側1車線となり、福島県道4号福島保原線と交差した後は、福島工業団地へのアクセス路としての役割を果たしています。
狭隘区間:
伊達市保原町富沢地区の終点付近は集落中心部にあたり、センターラインのない狭隘区間となっています。
市道からの昇格:
県道認定以前は、国道13号から県道4号まで「福島市道平野岡島線」として整備されていました。

路線の重要性

福島市と伊達市保原町富沢地区を結ぶ県道は、他に福島県道317号山口保原線と福島県道318号上小国下川原線がありますが、どちらも道幅が狭く、急カーブや急勾配があるため大型車両の通行が禁止されています。そのため、本路線は大型車が直接行き来できる唯一のルートとして、物流において重要な役割を担っています。

重用区間

以下の区間は、他の路線と重複しています。

福島県道4号福島保原線（福島市鎌田字愛宕前 - 福島市岡島字荒小屋）
福島県道317号山口保原線（伊達市保原町富沢字上平 - 伊達市保原町所沢字河部）
国道349号・国道399号（伊達市保原町柱田字金山 - 伊達市保原町柱田字宮ノ内）

通過する自治体

この路線は、以下の自治体を通過します。

福島県
福島市
伊達市

接続する道路

以下の道路と接続・交差しています。

国道13号
国道4号
福島県道4号福島保原線
福島県道317号山口保原線
福島県道318号上小国下川原線
国道349号
国道399号
福島県道122号梁川霊山線
福島県道150号伊達霊山線

沿線施設

沿線には、以下の施設があります。

福島北警察署
JA福島ビル
ふくしま未来農業協同組合北信支店
大原医療センター
大原看護専門学校
福島市立北信中学校
福島市役所北信支所
福島東郵便局
月の輪台団地
福島工業団地
伊達市立富成小学校
富成郵便局
伊達市立柱沢小学校
* ふくしま未来農業協同組合柱沢支店

福島県道387号飯坂保原線は、福島市と伊達市を結ぶ重要な生活道路、産業道路としての役割を担っています。地域住民の生活を支え、経済活動を支える上で欠かせない存在です。

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