福島県道57号郡山大越線

福島県道57号郡山大越線

福島県道57号郡山大越線は、福島県郡山市から田村市大越町に至る主要地方道であり、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

この県道は、郡山市の中心部から田村市へと至る幹線道路であり、沿線には住宅地や商業施設、公共施設などが点在しています。特に、郡山駅入口交差点から若葉町交差点までの区間は、かつて国道4号として利用されていた区間であり、「昭和通り」という愛称で親しまれています。この区間は、郡山市内の交通の要所となっています。

路線データ

起点：郡山市大町1丁目（福島県道17号郡山停車場線交点 郡山駅入口交差点）
終点：田村市大越町下大越字上田（福島県道19号船引大越小野線交点）
総延長：28.614km
実延長：28.208km

歴史

福島県道57号郡山大越線は、昭和57年（1982年）に主要地方道として指定され、その路線名が認定されました。その後、平成28年（2016年）には、郡山バイパスの開通に伴い、国道4号の旧道区間が当県道に編入されています。

1982年4月1日：主要地方道郡山大越線として指定
1982年4月1日：福島県が現在の県道路線と路線名を認定
1993年5月11日：建設省から、県道郡山大越線が郡山大越線として主要地方道に指定
2016年4月1日：国道4号の旧道区間が県道に編入

路線状況

この県道は、一部区間で他の県道や国道と重複しています。

福島県道144号谷田川三春線
福島県道40号飯野三春石川線
福島県道300号門沢三春線
国道349号

バイパスとしては、下大越工区があります。この工区は、狭隘区間の解消を目的として建設され、平成25年（2013年）に開通しました。

地理

福島県道57号郡山大越線は、以下の自治体を通過します。

郡山市
田村郡三春町
田村市

沿線には、阿武隈川や大滝根川などの河川、三春ダムなどのダム湖があり、自然豊かな風景が広がっています。

道路施設

逢瀬川橋：郡山市に位置し、阿武隈川水系逢瀬川を渡る橋。
阿久津橋
向山橋：三春町西方に位置し、大滝根川左岸の支流の小河川を渡る橋。
三春トンネル：三春町西方から狐田に至るトンネル。三春ダム建設に伴う路線付替により建設。
狐田橋：三春町狐田に位置し、大滝根川（さくら湖）支流を渡る橋。
新越田和橋：三春町蛇石に位置し、大滝根川（さくら湖）を渡る橋。福島県道40号飯野三春石川線に接続。
柏原橋：田村市大越町に位置し、大滝根川支流の牧野川を渡る橋。福島県道19号船引大越小野線と交差。

これらの橋梁やトンネルは、地域の交通を円滑にするために重要な役割を果たしています。

沿線施設

星総合病院
郡山駅東ショッピングセンター
郡山市立白岩小学校
大滝根川
三春ダム
田村市立船引南小学校・中学校

別名

昭和通り（旧国道4号区間）
磐城街道（福島県道300号門沢三春線の重複区間）

福島県道57号郡山大越線は、郡山市と田村市を結ぶ重要な道路であり、地域の発展に貢献しています。

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