福本誠

福本誠のプロフィール

福本誠（ふくもと まこと）は、1976年7月14日生まれで、東京都日野市を故郷とする元プロ野球選手であり、ポジションは内野手である。彼は『東京日野リトル・シニアリーグ』出身として初めてプロ野球の世界に足を踏み入れた選手である。

来歴

プロ入り前

福本は、リトルリーグ時代に優れた才能を発揮し、その後法政大学に進学した。監督の推薦を受けての進学であり、大学では1年上に伊達昌司という強力なチームメイトを持ち、豊富な経験を積むことができた。法政大学では4年生の春に遊撃手としてレギュラーに定着し、7盗塁を挙げたことからもその実力が伺える。通算成績では42試合に出場し、打率は.270、1本塁打、15打点という数字を残した。1998年度のドラフトで横浜ベイスターズから4位指名を受け、プロの道を歩むこととなった。

横浜時代

プロ入り初年度の1999年には、すぐに一軍の舞台を経験し、2試合に出場。2002年にはチームの若手選手が起用される中でスタメンとしての出場機会が増え、自己最多の36試合に出場し、打率.271を記録した。しかし2003年以降は二軍では安定した成績を残していたものの、一軍の試合にはほとんど出場することができなかった。その後、2006年には戦力外通告を受け、現役を引退することとなる。

現役引退後

福本は引退後、横浜球団に職員として残ることを選んだ。野手出身ながらも「チームサポーター」という役割を担い、打撃投手として活動している。さらに、チーム名が横浜DeNAベイスターズに変更された後も査定担当補佐を務め、2021年には2020東京オリンピック・野球競技において日本代表チームの打撃投手としても活躍した。彼は背番号101を背負い、正式競技において日本の金メダル獲得に貢献した。

プレースタイル・人物

福本は内野から外野まで幅広いポジションを守ることができ、特にショートの守備においてはその安定感が際立っていた。また、彼のリトルリーグ時代の一学年上には有名な芸人、ねづっちが在籍していた。

詳細情報

年度別打撃成績

• - 初出場：1999年10月13日、対ヤクルトスワローズの試合で8番・三塁手としてスタート
• - 初打席・初安打：同日の試合で3回表にジェイソン・ハッカミー投手から左前安打を放つ
• - 初打点：2002年8月7日、対読売ジャイアンツの試合で記録
• - 初盗塁：2002年9月10日、対広島東洋カープ戦で二盗を成功させた

背番号

• - 45（1999年 - 2006年）
• - 107（2007年 - 2014年）
• - 117（2015年 - ）

福本誠のキャリアは、選手としての厳しい道と、その後の球団での重要な役割を示している。彼はプロ野球界での足跡を残すだけでなく、その経験を活かして後進に道を示している存在でもある。

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