秋の絵柄付郵便葉書

秋の絵柄付郵便葉書、または秋のおたより郵便葉書は、1987年（昭和62年）から2002年（平成14年）にかけて、毎年2月に当時の郵政省および郵政事業庁から発売されていた郵便葉書です。愛称として「もみじめーる」の名称で親しまれていました。

概要

「もみじめーる」は、1987年（昭和62年）2月に発売された春の絵柄付郵便葉書「さくらめーる」に続く形で、同年8月に発売が開始されました。発売当初は、お年玉付郵便はがき（毎年11月1日発売）や夏のおたより郵便葉書「かもめ〜る」（毎年6月発売、2020年をもって終了）と同様に、くじ付きで販売されていました。しかし、1992年（平成4年）からは「さくらめーる」と共に、くじなしでの販売に切り替えられました。

2001年（平成13年）1月6日には、郵政省が解体され、総務省の外局である郵政事業庁へと組織が改編されました。その後の郵政民営化の流れや、電子メールの普及といった時代の変化を受けて、「もみじめーる」は「さくらめーる」と共に2002年（平成14年）をもって販売を終了しました。発売開始から15年という短い期間での販売終了となりましたが、季節の挨拶を彩るアイテムとして多くの人々に利用されました。

関連事項

お年玉付き年賀はがき
夏のおたより郵便葉書「かもめ〜る」
* 春の絵柄付郵便葉書「さくらめーる」

もう一度検索