秋田白神県立自然公園は、
秋田県の北部に位置する県立自然公園で、
2004年8月24日に指定されました。
秋田県内では約30年ぶりの新たな県立自然公園の指定となりました。
概要
公園は、
秋田県北西部の
白神山地世界遺産地域に接する形で指定されています。これは、
白神山地が
世界遺産に登録された後、観光客の増加と利用の一極集中による環境悪化が懸念されたため、
世界遺産登録区域の外側にバッファゾーン(緩衝地帯)を設定し、環境保護と自然とのふれあいを啓発する場を設けることを目的としています。
公園の指定にあたり、従来のきみまち阪県立自然公園と八森岩館県立自然公園の一部の領域を分割し、再編計画の一環として設定されました。藤里町側には
藤里駒ケ岳や小岳などの山々が位置し、
八峰町側には真瀬川が流れ、渓谷美が見られます。
米代川の支流である
藤琴川には峨瓏大滝や
太良峡が、さらにその支流である粕毛川には素波里峡といった峡谷があり、変化に富んだ地形と景観が特徴です。
地理
主な山
藤里駒ケ岳
二ッ森
小岳
水沢山
真瀬岳
高山
主な川・谷
一通の滝(藤琴川)
犬戻渓谷
太良峡
峨瓏大滝
素波里峡(粕毛川)
不動の滝
銚子の滝 (藤里町)
(
藤里峡)
真瀬川の渓谷
主な湖
素波里湖(素波里ダム湖)
関連市町村
山本郡藤里町
山本郡八峰町
秋田白神県立自然公園は、豊かな自然環境と多様な景観を有し、訪れる人々に自然とのふれあいと環境保護の重要性を教えてくれる場所です。
藤里駒ケ岳や真瀬川渓谷など、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。また、素波里湖では湖上でのアクティビティも楽しむことができ、自然を満喫できるスポットとして親しまれています。
関連項目
県立自然公園
藤里峡
外部リンク
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秋田白神県立自然公園 - あきたファンドッとコム