秋田県道52号比内田代線

秋田県道52号比内田代線は、秋田県大館市を横断する主要地方道であり、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

この県道は、大館市の郊外に位置し、国道103号大館南バイパスの南側を東西に走っています。起点である国道285号扇田交差点から西へ向かい、JR花輪線の扇田駅前を通過。その後、大館市出川で秋田自動車道の二井田真中ICと接続し、板沢地区からは北上して米代川を渡り、国道7号川口交差点に至ります。川口交差点から終点の田代大橋東交差点までは、国道7号との重複区間となっています。

かつて、扇田交差点から馬喰町交差点の間は国道103号の一部でしたが、大館バイパスの開通に伴い、県道52号線に編入されました。

路線データ

総延長：13.296 km
実延長：11.789 km
起点：秋田県大館市比内町扇田字伊勢堂岱90番2地先（国道285号交点、扇田交差点）
終点：秋田県大館市岩瀬字ウド坂15番1地先（国道7号・秋田県道68号白沢田代線交点、田代大橋東交差点）
未供用区間：なし

歴史

1959年（昭和34年）2月17日：比内田代線として秋田県道に認定（整理番号26）。
1982年（昭和57年）4月1日：国道285号の終点が北秋田郡鷹巣町（現・北秋田市）から鹿角市に変更。
1983年（昭和58年）9月：国道103号大館バイパス供用開始に伴い、扇田交差点から馬喰町交差点までが県道52号線に編入、国道285号と接続。
1993年（平成5年）5月11日：主要地方道として指定。
2011年（平成23年）12月17日：二井田真中IC（大館西道路側）が供用開始。

路線状況

別名：鹿角街道
バイパス：板沢バイパス
重複区間：
秋田県道102号大館鷹巣線（大館市赤石 - 大館市板沢字愛宕下522番地先）、2.2 km
国道7号（大館市川口字家下・川口交差点 - 大館市岩瀬字ウド坂・田代大橋東交差点、終点）、1.5km
冬期閉鎖区間：なし
交通不能区間：なし
道路施設：道の駅ひない（起点から国道285号経由）

地理

この県道は、大館市内の以下の主要な施設や地域を経由します。

大館市立扇田病院
比内郵便局
秋田銀行比内支店
いとく比内店
北都銀行扇田支店
JR東日本花輪線 扇田駅
達子森
大館工業団地、二井田工業団地、大館第二工業団地
大館市立南中学校
米代川

これらの施設へのアクセスを提供し、地域住民の生活を支えています。

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