種市篤暉

種市篤暉（たねいち あつき）選手

基本情報
性別：男性
生年月日：1998年9月7日
出身地：青森県三沢市
投打：右投右打
所属：千葉ロッテマリーンズ

経歴

プロ入り前

種市選手は小学校3年生の時に野球を始めました。その後、三沢市立第二中学校の野球部で頭角を現し、高校は八戸工大第一高校に進学します。高校2年生の秋にはエースとなり、背番号1を背負いました。甲子園出場はありませんでしたが、青森大会では好成績を残しています。特に3年生の夏の大会では、八戸高校戦で8奪三振を記録し、プレーを通じてその実力を証明しました。彼は2016年のプロ野球ドラフトで千葉ロッテマリーンズから6位指名を受け、プロ入りを果たしました。

ロッテ時代

ルーキーイヤーの2017年は身体作りに専念し、イースタンリーグで1試合に登板。翌年の2018年にはフレッシュオールスターに選出され、153km/hを記録。オリックス戦ではプロ初先発を果たし、好投を見せるものの勝敗には結びつきませんでした。2019年は中継ぎとして開幕一軍入りし、初のプロ勝利も経験しました。特筆すべきは同年に記録した23イニング連続奪三振で、これは球団記録です。

2020年には新型コロナウイルスの影響で試合数が削減されていましたが、開幕先発ローテーション入りを果たし、埼玉西武ライオンズ戦ではプロ初完封勝利を収めました。しかし、右肘の故障によりトミー・ジョン手術を受けることになります。

2021年はリハビリに専念し、2022年には復帰を果たし、非常に良好な防御率を記録しました。2023年には久々に開幕ローテーション入りし、複数の好投を示しました。特に、楽天戦での無失点の投球は感動的でした。このシーズンの中で自身初のオールスターチームに選出され、リリーフとして登板し強い印象を残しました。

選手としての特徴

種市選手は、落差の大きなフォークボールが武器です。その他にもスライダーやツーシームを投じるスタイルで、さらにはストレートの最速155km/hをマークしています。そのピッチングスタイルは多くのファンにも支持されています。

人物・逸話

彼の愛称は「たね」や「たねちー」で、実家は海の近くにあるため、釣りが趣味です。特にフグがよく取れることから、ふぐ調理師免許の取得を検討しているとのことです。また、海産物が大好きで、嫌いな海産物は一切ないそうです。

2019年4月のプロ初勝利は、リーグとして「平成」最後の試合で、特別な意味を持つものでした。その日の試合球は記念として贈られ、特別な思い出となっています。

詳細情報

• - 年度別投手成績
• - 投手記録
• - 初登板：2018年8月12日
• - 初勝利：2019年4月29日

出典

• - NPB.jp日本野球機構
• - 千葉ロッテマリーンズ公式サイト

種市篤暉選手の今後の活躍が楽しみです。彼のピッチングとキャラクターは、ファンにとって魅力的な存在として記憶に残ります。

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