稲垣潤一 meets 林哲司

『稲垣潤一 meets 林哲司』は、2022年3月22日にユニバーサルミュージックから発売された稲垣潤一初のコンピレーション・アルバムです。作曲家・林哲司が稲垣潤一に提供した楽曲に焦点を当てた作品となっています。

1983年から1989年までの6年間、林哲司は稲垣潤一に14曲を提供しました。本作では、それらの楽曲に加え、書き下ろしの新曲2曲を加えた全16曲で構成されています。まさに稲垣潤一と林哲司、二人の才能が融合した時代を象徴する内容と言えるでしょう。

アルバムには、以下の楽曲が収録されています。

1. 哀しみのディスタンス（新曲）
2. MARIA
3. 1ダースの言い訳
4. 誰がために…
5. P.S. 抱きしめたい
6. サザンクロス
7. 思い出のビーチクラブ
8. 悲しみは優し過ぎて
9. 愛は腕の中で
10. 悲しきダイアモンド･リング
11. 言い出せなくて
12. 君は知らない
13. A Glass Of The Sorrow
14. 僕は君の味方
15. Memory Flickers
16. My Destiny（新曲）

新曲の「哀しみのディスタンス」は松井五郎が作詞、船山基紀が編曲を手掛けています。また、「My Destiny」は売野雅勇が作詞を担当しています。どちらの楽曲も林哲司ならではのメロディセンスが光る、聴きごたえのある仕上がりです。

アルバムのジャケット写真には、稲垣潤一と林哲司の二人が登場し、アルバムタイトルを象徴しています。また、発売後の3月30日には、ビルボードライブ東京にて発売記念トーク&ライブが開催され、多くのファンを魅了しました。

関連作品

本作と対をなす作品として、『松原みき meets 林哲司』があります。こちらは林哲司が松原みきに提供した楽曲を集めたコンピレーション・アルバムです。併せて聴くことで、林哲司の作曲家としての幅広さをより深く知ることができるでしょう。

『稲垣潤一 meets 林哲司』は、稲垣潤一の音楽キャリアにおける重要なターニングポイントとなった林哲司との出会いを振り返り、その音楽的な功績を称える作品です。80年代の音楽シーンを彩った二人の才能が再び交わることで、新たな感動が生まれています。

このアルバムは、当時のファンはもちろん、新しい世代の音楽ファンにも、ぜひ聴いていただきたい作品です。稲垣潤一の歌声と、林哲司のメロディが織りなす、珠玉の楽曲の数々を堪能してください。

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