立川志獅丸

立川 志獅丸について



立川志獅丸（たてかわ ししまる）は1976年4月19日に東京都豊島区に生まれた日本の落語家で、落語立川流に所属する真打です。彼の出囃子は「せり」で、個性的なスタイルを持っています。志獅丸は、落語のみならずラジオやテレビなど多方面で活動しています。

来歴



志獅丸は明治大学付属明治高等学校を卒業し、その後明治大学農学部農業経済学科に進学しました。大学時代は柔道部の主将として活躍し、精神的にも体力的にも鍛えられました。卒業後、株式会社きもののやまとに入社し、約2年間の勤務を経て、立川志らくに弟子入りしました。彼の前座名は「らく太」とされ、この頃から落語家としての道を歩み始めました。

2012年に二つ目に昇進した際、志獅丸に改名しました。さらに2014年には第13回さがみはら若手落語家選手権に初めて出場し、見事に優勝を果たしました。現在は東京都東久留米市に住んでいます。

2019年には真打昇進が内定していましたが、師匠の志らくが主宰する劇団の稽古を見学しなかった弟子たちの降格がありました。これは弟子としての意義を問い直すもので、その結果、志獅丸は真打昇進前日まで前座として過ごすことになりました。7月1日付で正式に真打に昇進し、異例の前座から真打への昇進として語り草となっています。

2021年12月には、福島県の岳温泉でのご当地落語プロジェクト「岳温泉」に参加し、新作落語「い～い湯加減」を披露しました。地元の人々との交流を通じて創作した作品として、多くの観客を楽しませました。

出演番組



志獅丸はラジオ番組にも出演しており、栃木放送では「ラジっちゃう？」、 「シモツカル」などに出演しています。また、FMつしまの「平成cafe志獅丸」でも活躍しており、リスナーとの交流の場を持っています。ネット配信の大喜利セーフ22では、YouTubeを通じて多くのファンとつながる機会となっています。

さらに、テレビドラマにも出演しており、テレビ朝日の『ノッキンオン・ロックドドア』では自身の役として登場しました。このように、落語家としての活動に留まらず、様々なメディアでの表現活動を展開しています。

外部リンク




このように立川志獅丸の活動は多岐に渡り、個性的な落語家として多くの人々に愛されています。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。