竜ヶ岩洞

竜ヶ岩洞：太古の神秘が息づく鍾乳洞

竜ヶ岩洞は、静岡県浜松市浜名区引佐町田畑に位置する、自然が作り出した壮大な鍾乳洞です。1981年に地元の洞窟愛好家によって発見され、1983年から一般公開が始まりました。この鍾乳洞は、赤石山脈の支脈である竜ヶ石山（標高359.1m）の地下に広がっており、その石灰岩は、約2億5千万年前に形成された秩父古生層と呼ばれる地層に由来します。

鍾乳洞の概要

竜ヶ岩洞の総延長は1046mにも及びますが、一般公開されているのはそのうちの400mです。洞内は、長い年月をかけて自然が作り出した鍾乳石や石筍、石柱などで彩られており、その神秘的な景観は訪れる人々を魅了します。洞窟内は年間を通して一定の温度に保たれており、夏は涼しく、冬は暖かく感じられます。

アクセス

竜ヶ岩洞へのアクセスは、車または公共交通機関が利用可能です。

車でのアクセス:
新東名高速道路浜松いなさインターチェンジから約10分。

公共交通機関でのアクセス:
浜松駅バスターミナル15番乗り場から遠鉄バス45番系統「奥山」行きに乗車し、約60分「竜ヶ岩洞入口」バス停下車、徒歩約5分。
天竜浜名湖鉄道金指駅「金指」バス停から遠鉄バス45番系統「奥山」行きに乗車し、約10分「竜ヶ岩洞入口」バス停下車、徒歩約5分。

竜ヶ岩洞を支えた人々

竜ヶ岩洞は、発見者である戸田貞雄氏をはじめ、その家族によって管理・運営されてきました。歴代所長は以下の通りです。

初代所長: 戸田貞雄（創立者） (1983年8月8日～1986年9月逝去)
第2代所長: 戸田昭朗（貞雄長男）(1986年9月～2003年3月16日逝去)
第3代所長: 戸田達也（昭朗長男）(2003年3月16日～現在に至る)

関連書籍

竜ヶ岩洞を題材としたコミックも出版されています。

COMIC『竜ヶ岩洞物語』
作: 小室勉
画: 山本まさはる
出版社: 小室企画室
初版発行: 1986年7月20日
増補改訂版発行: 2013年7月20日

外部リンク

詳細な情報や最新情報については、以下の公式サイトをご確認ください。

竜ヶ岩洞


竜ヶ岩洞は、自然の驚異と歴史が織りなす、まさに神秘的な空間です。ぜひ一度訪れて、その魅力を体験してください。

もう一度検索