竹本修三

竹本修三（たけもと しゅうぞう）は、1942年5月5日生まれの日本の地球物理学者です。固体地球物理学と測地学を専門とし、京都大学大学院理学研究科教授、同大名誉教授、国際高等研究所フェローといった要職を歴任しました。

生い立ちと学歴

竹本修三は、埼玉県秩父市で生まれました。埼玉県立熊谷高等学校を経て、1965年に京都大学理学部地球物理学科を卒業しました。その後、京都大学防災研究所助手、京都大学理学部助教授、京都大学大学院理学研究科助教授として研究と教育に携わりました。

研究活動と教育

1996年1月には、京都大学大学院理学研究科教授に就任し、2006年3月に定年退職するまで、後進の指導にあたりました。この間、地球物理学、特に固体地球物理学と測地学の分野で多くの研究成果をあげました。また、教育者としても多くの学生を育成し、その後の地球物理学の発展に貢献しました。

学会活動と国際協力

竹本修三は、研究活動だけでなく、学会活動や国際協力にも積極的に参加しました。独立行政法人大学入試センター客員教授、日本学術会議測地学研究連絡委員会委員長、地震予知連絡会委員、国際測地学協会地球潮汐委員会総裁などを歴任しました。2003年4月から2007年3月まで日本測地学会会長を務め、日本の測地学の発展に尽力しました。さらに、2009年4月からは国際高等研究所フェローとして国際的な研究活動にも携わっています。

現在の活動

2011年4月からは、NPO法人あいんしゅたいん・基礎科学研究所の研究主管を務めており、現在も地球物理学の発展に貢献しています。

外部リンク

公式ウェブサイト

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