竹本竜司

竹本竜司について

竹本竜司（たけもと りょうじ）は、1964年4月3日生まれの日本の陸上自衛官であり、第6代陸上総隊司令官を務めた人物です。工学博士の学位を有しています。島根県出身で、父親も自衛官であったことから、同じ道を志しました。

自衛官としての経歴

1980年4月2日、陸上自衛隊生徒第26期生として少年工科学校に入校し、3等陸士に任官しました。前期教育終了後、大学入学資格検定を経て防衛大学校に合格。1等陸士で自衛隊を退職し、防衛大学校に第31期生（電気工学科）として入校しました。防衛大学校卒業後に再度任官したため、自衛官ではない期間が約4年間存在します。第8特科連隊時代に空挺基本降下課程を修了し、空挺き章を保有しています。1等陸佐までは野戦特科を職種としていました。

2018年10月14日には、陸上自衛隊朝霞訓練場で行われた第65回自衛隊記念日観閲式で観閲部隊指揮官を務めました。

人となり

座右の銘は「進化無限」という造語で、「人は興味を持って吸収していけば、日々成長できる」という意味が込められています。常に学び続ける姿勢を大切にしており、熊本日日新聞のインタビューでは「常に勉強です」と述べています。

詳細な経歴

1980年4月2日：少年工科学校入校（生徒26期）
1983年4月：防衛大学校入校（第31期、電気工学科）
1987年3月：幹部候補生学校入校（幹部候補生第68期）
1987年10月：第8特科連隊に配属
1990年3月：筑波大学博士課程入学
1995年3月：筑波大学にて博士号取得
1995年3月：装備開発実験隊に配属
1997年3月：幹部学校技術高級課程修了（第25期）
1998年3月：技術研究本部GM開発官付
2000年3月：陸上幕僚監部人事部
2001年8月：第112特科大隊長
2003年8月：陸上幕僚監部教育訓練部
2005年8月：幹部学校統合高級課程修了（第45期）
2006年8月：陸上幕僚監部人事部
2007年8月：陸上幕僚監部補任課人事第1班長
2009年8月：第9特科連隊長兼岩手駐屯地司令
2010年7月：統合幕僚監部運用部運用第2課長
2012年7月26日：陸将補に昇任、東部方面総監部幕僚副長
2014年8月5日：自衛隊東京地方協力本部長
2015年8月4日：陸上自衛隊富士学校特科部長
2016年7月1日：陸上幕僚監部人事部長
2017年3月27日：陸上幕僚監部人事教育部長
2017年8月1日：第11旅団長
2018年8月1日：陸将に昇任、第1師団長
2019年8月23日：陸上幕僚副長
2020年8月25日：第39代西部方面総監
2023年3月30日：第6代陸上総隊司令官
2024年3月28日：退職

参考情報

西部方面総監メッセージ&プロフィール
[陸上自衛隊]]西部方面隊公式X（旧Twitter）: [@JGSDF_WA_pr
[陸上自衛隊]]健軍駐屯地公式X（旧Twitter）: [@kengungsvc_wa
[陸上自衛隊]]西部方面音楽隊公式X（旧Twitter）: [JGSDF_wab
* 陸上自衛隊西部方面隊公式Facebook



竹本竜司は、長年にわたり陸上自衛隊の要職を歴任し、その卓越した能力と人柄で多くの隊員から信頼を集めました。彼の座右の銘である「進化無限」は、自らの成長を常に追求する姿勢を示しており、多くの人々に影響を与えています。

もう一度検索