第12回全国大学サッカー選手権大会

第12回全国大学サッカー選手権大会

1963年12月22日から12月27日までの期間に、全日本大学サッカー選手権大会が開催されました。この大会は、自大学の選手が自由に参加することができ、全国から43校の大学が集まり、熱い戦いを繰り広げました。この度の大会では、慶應義塾大学が見事に優勝を収め、2年ぶりにその栄冠を手にしました。

大会の概要

開催された大会は、参加チームが自由に申し込む形式である自由参加制を採用していました。試合は準決勝まで35分ハーフで行われ、大学チームの実力を試す貴重な機会となりました。参加校の中には、全国各地の名門大学が名を連ねており、熱戦が期待されました。

大会日程

大会の進行は次のように日程が組まれていました：

• - 1963年12月22日 - 1回戦
• - 1963年12月23日 - 2回戦
• - 1963年12月24日 - 3回戦
• - 1963年12月25日 - 準々決勝
• - 1963年12月26日 - 準決勝
• - 1963年12月27日 - 決勝、三位決定戦

これにより、わずか数日間で勝ち抜いたチームが優勝を目指し、熾烈な戦いを繰り広げました。

開催競技場

試合は、以下の競技場で行われました：

• - 小石川サッカー場
• - 東大御殿下グラウンド

その他にも多くのグラウンドが使用され、観客は各マッチで息を飲むようなプレーを目撃しました。

出場大学

大会には、以下の大学が参加しました：

• - 北海道大学
• - 北海道学芸大学函館校
• - 東北大学
• - 東北学院大学
• - 宇都宮大学
• - 学習院大学
• - 神奈川大学
• - 慶應義塾大学
• - 国士舘大学
• - 順天堂大学
• - 上智大学
• - 成城大学
• - 拓殖大学
• - 千葉大学
• - 中央大学
• - 電気通信大学
• - 東京大学
• - 東京医科歯科大学
• - 東京教育大学
• - 東京学芸大学
• - 東京工業大学
• - 東京都立大学
• - 東京農業大学
• - 日本大学
• - 日本体育大学
• - 防衛大学校
• - 武蔵工業大学
• - 明治大学
• - 横浜国立大学
• - 立教大学
• - 金沢大学
• - 信州大学
• - 富山大学
• - 名古屋大学
• - 名古屋工業大学
• - 名古屋商科大学
• - 大阪商業大学
• - 大阪府立大学
• - 岡山大学
• - 広島大学
• - 広島商科大学
• - 松山商科大学
• - 鹿児島大学

これらの大学は、この大会でのパフォーマンスによって、その後の大学サッカー界での地位を確立することとなります。

主な出場選手

大会には、多くの著名な選手が出場しました。特に注目されたのは、慶應義塾大学の犬飼基昭選手や、中央大学からの小城得達選手、国枝強選手、桑原楽之選手、山口芳忠選手などです。また、明治大学からは杉山隆一選手、立教大学からは横山謙三選手が出場し、猛攻を繰り広げました。

結果と振り返り

最終的に、慶應義塾大学が決勝で立教大学を破り、優勝を果たしました。この大会は、参加した大学にとって貴重な経験となり、今後の大学サッカー界の発展に寄与する大きな一歩となることでしょう。

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