第14期加古川青流戦

第14期加古川青流戦概要

第14期加古川青流戦は、日本将棋連盟、加古川市、及び加古川市ウェルネス協会の共同主催で行われる将棋棋戦です。この棋戦は、2024年度にわたり、2024年5月18日から10月14日までの約5ヶ月間、加古川市で開催されます。本戦は、参加棋士が所属するカテゴリーごとに多様な対局形式で行われ、特にアマチュア選手にも出場の機会が設けられています。

参加資格

参加できる棋士は、以下のように細分化されています。

• - 四段棋士: 15名
• - 奨励会三段リーグ成績上位者: 75回三段リーグの順位1位から20位までの棋士、合計20名。
• - 女流棋士選抜: 選考委員会によって推薦される女流棋士2名、具体的には石本さくら女流二段と大島綾華女流二段。
• - アマチュア選抜: 推薦を受けたアマチュア棋士3名が出場。この中には、アマ選抜大会Aブロック優勝の稲葉聡アマ、Bブロック優勝の太田啓介アマ、推薦選出の立石径アマが含まれます。

このように、計40名が本戦に参加する予定です。

決勝戦について

決勝戦は対局形式が決まっており、2024年10月13日から14日の間に行われます。この際の持ち時間は各1時間で、チェスクロック方式が採用されます。特に、第一局と第三局の先手・後手は振り駒で決定され、第二局は第一局の結果に基づいて手番が交代します。いずれかの棋士が2勝することで勝敗が決まり、連勝した場合には第三局は実施されません。

トーナメント形式

トーナメントは、2024年5月18日から9月2日までに行われ、開幕局の対局日は5月18日です。このトーナメントは1回戦から準決勝までを含み、組合せの発表は2024年4月15日を予定しています。トーナメントによる勝負は、参加棋士それぞれの実力を反映し、多くのドラマを生む機会となるでしょう。

アマチュア選抜大会

加古川青流戦を前に、2024年3月2日にアマチュア選抜大会も開催されます。この大会では、2ブロック制のトーナメント方式で2名の代表が選ばれ、持ち時間は対局時計を用い、各25分の切れ負けが採用されます。また、ブロック決勝戦では、それぞれ持ち時間が30分に増加し、1手30秒未満での対局が求められます。最終的には、Aブロックの稲葉聡アマとBブロックの太田啓介アマが本戦への出場権を得ています。

まとめ

第14期加古川青流戦は、多くの才能ある棋士が集結し、その熱戦が期待される将棋イベントです。特にアマチュア選手も含まれるこの大会は、新たな才能の発見をもたらす可能性があり、多くの将棋ファンから注目されています。

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