第15回全日本中学校陸上競技選手権大会

第15回全日本中学校陸上競技選手権大会

第15回全日本中学校陸上競技選手権大会は、1988年8月20日から21日にかけて、郡山総合運動場開成山陸上競技場で開催されました。この大会は、全国の中学生が一堂に会し、その才能を競い合う重要なスポーツイベントであり、陸上競技の普及と発展に寄与する役割を果たしています。

特筆すべきは、この大会から男女共にリレー競技が導入された点です。リレー種目はチームワークや戦略が求められるため、選手たちにとって新しい挑戦であり、競技の幅を広げる要因となりました。

競技種目

大会では男子17種目、女子12種目が行われました。具体的な競技内容は以下の通りです。

男子競技（17種目）

• - 1年100m
• - 1年1500m
• - 2年100m
• - 2年1500m
• - 3年100m
• - 200m
• - 400m
• - 800m
• - 3000m
• - 110mMH
• - 4×200mリレー（各都道府県1チーム・学校単独チーム）
• - 走高跳
• - 棒高跳
• - 走幅跳
• - 砲丸投
• - 三種競技A（100m、砲丸投、走高跳）
• - 三種競技B（砲丸投、走幅跳、400m）

女子競技（12種目）

• - 1年100m
• - 2年100m
• - 3年100m
• - 200m
• - 800m
• - 100mJH
• - 4×100mリレー（各都道府県1チーム・学校単独チーム）
• - 走高跳
• - 走幅跳
• - 砲丸投
• - 三種競技A（走高跳、100m、砲丸投）
• - 三種競技B（走幅跳、砲丸投、100mH）

達成された記録

大会では、特に高松仁美選手が注目されました。彼女は走幅跳において、大会史上初めて2年生として優勝を果たし、翌年もそのタイトルを守るという連覇を達成しました。この偉業は、多くの中学生アスリートにとっての励みとなり、後に続く選手たちにとっても大きな目標となりました。

優勝者

大会の優勝者については、詳細な記録が残っており、男子と女子それぞれに素晴らしいパフォーマンスを見せた選手たちがいました。彼らは、卓越した技術と努力を持ちながら、全国の舞台で自らの限界に挑戦しました。

出典

本大会の情報は、以下の資料をもとにしています。

• - 日本陸上競技連盟七十年史編集委員会 『日本陸上競技連盟七十年史』 財団法人日本陸上競技連盟, 1995年983頁、984頁
• - 朝日新聞社　1988年9月20日発行「朝日新聞縮小版 昭和63年8月号 通巻806号」793頁, 833頁

関連項目

• - 全日本中学校陸上競技選手権大会

このように、第15回全日本中学校陸上競技選手権大会は、日本の中学校の陸上競技において、重要な歴史的な役割を果たし続けています。

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