第3輸送航空隊

第3輸送航空隊について

第3輸送航空隊は、航空自衛隊の航空支援集団に所属する輸送航空隊です。司令部は鳥取県境港市の美保基地に所在し、輸送機と空中給油機を運用しています。主な任務は、人員や装備の輸送、空挺作戦の支援、戦闘機などへの空中給油です。また、輸送機や救難機などの操縦士、航空士の教育訓練や、基地の管理業務も行っています。第3輸送航空隊の司令は、美保基地の司令も兼務しています。

沿革

第3輸送航空隊は、1978年3月31日に輸送航空団隷下で編成されました。当初はYS-11型輸送機を運用する第403飛行隊が隷下に置かれました。その後、1979年にはC-1型輸送機が配備されました。1989年には航空支援集団の新編に伴い、同集団の隷下となりました。1994年には臨時第41教育飛行隊が編成され、T-400型練習機の運用が開始されましたが、1995年に廃止され、新たに飛行群と第41教育飛行隊が編成されました。2017年にはC-2型輸送機が配備され、YS-11型輸送機が退役しました。2018年にはC-1型輸送機の運用が終了しました。2020年にはKC-46A空中給油機を運用する第405飛行隊が新編され、2021年には第41教育飛行隊が浜松基地へ移動しました。

部隊編成

第3輸送航空隊は、以下の部隊で構成されています。

第3輸送航空隊司令部
監理部
人事部
防衛部
装備部
飛行群
第403飛行隊 - C-2輸送機を運用
第405飛行隊 - KC-46A空中給油機を運用
整備補給群
検査隊
装備隊
修理隊
補給隊
基地業務群
飛行場勤務隊
施設隊
通信隊
管理隊
業務隊
会計隊
衛生隊

主要幹部

主要幹部については、公式情報をご確認ください。

脚注

注釈は、公式情報をご確認ください。

関連項目

第1輸送航空隊
第2輸送航空隊

外部リンク

第3輸送航空隊


第3輸送航空隊は、人員・物資輸送、空中給油、教育訓練など多岐にわたる任務を遂行しており、航空自衛隊の重要な戦力の一つです。C-2輸送機やKC-46A空中給油機といった最新鋭の機材を導入し、より高度な作戦能力を維持しています。

もう一度検索