第46回グラミー賞

第46回グラミー賞：音楽界の栄誉を称える祭典

2004年2月8日、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで第46回グラミー賞が開催されました。この年は、ルーサー・ヴァンドロスが「Dance With My Father」で年間最優秀楽曲賞を含む4部門を受賞しましたが、病気のため会場に出席できず、ビデオを通じてコメントを発表するという一幕もありました。

主要部門の受賞者

音楽界で最も栄誉ある賞の一つであるグラミー賞。第46回では、以下のアーティストたちが主要4部門を受賞しました。

年間最優秀レコード賞: コールドプレイ - "Clocks"
年間最優秀アルバム賞: アウトキャスト - 『Speakerboxxx/The Love Below』
年間最優秀楽曲賞: ルーサー・ヴァンドロス & リチャード・マークス - "Dance With My Father"
最優秀新人賞: エヴァネッセンス

ジャンル別受賞者一覧

ポップ

最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス: クリスティーナ・アギレラ - "Beautiful"
最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス: ジャスティン・ティンバーレイク - "Cry Me a River"
最優秀ポップ・パフォーマンス（デュオもしくはグループ）: ノー・ダウト - "Underneath It All"
最優秀ポップ・コラボレーション: メアリー・J. ブライジ & スティング - "Whenever I Say Your Name"
最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス: ジョージ・ハリスン - "Marwa Blues"
最優秀ポップ・ボーカル・アルバム: ジャスティン・ティンバーレイク - 『Justified』
最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム: マヌエル・ガルバン & ライ・クーダー - 『Mambo Sinuendo』
最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム: トニー・ベネット & k.d.ラング - 『A Wonderful World』

ダンス

最優秀ダンス録音: カイリー・ミノーグ - "Come Into My World"

ロック

最優秀女性ロック・ボーカル・パフォーマンス: ピンク - "Trouble"
最優秀男性ロック・ボーカル・パフォーマンス: デイヴ・マシューズ - "Gravedigger"
最優秀ロック・パフォーマンス（デュオもしくはグループ）: ブルース・スプリングスティーン & ウォーレン・ジヴォン - "Disorder In The House"
最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス: ジェフ・ベック - "Plan B"
最優秀ハードロック・パフォーマンス: エヴァネッセンス - "Bring Me To Life"
最優秀メタル・パフォーマンス: メタリカ - "St. Anger"
最優秀ロック・ソング: ザ・ホワイト・ストライプス - "Seven Nation Army"
最優秀ロック・アルバム: フー・ファイターズ - 『One by One』

オルタナティヴ

最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム: ザ・ホワイト・ストライプス - 『Elephant』

R&B

最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス: ビヨンセ - "Dangerously in Love 2"
最優秀男性R&Bボーカル・パフォーマンス: ルーサー・ヴァンドロス - "Dance With My Father"
最優秀R&Bパフォーマンス（デュオもしくはグループ）: ビヨンセ & ルーサー・ヴァンドロス - "The Closer I Get to You"
最優秀トラディショナルR&Bボーカル・パフォーマンス: アレサ・フランクリン - "Wonderful"
最優秀アーバン／オルタナティヴ・パフォーマンス: アウトキャスト - "Hey Ya!"
最優秀R&Bソング: ビヨンセ - "Crazy In Love"
最優秀R&Bアルバム: ルーサー・ヴァンドロス - 『Dance with My Father』
最優秀コンテンポラリーR&Bアルバム: ビヨンセ - 『Dangerously In Love』

ラップ

最優秀女性ラップ・パフォーマンス: ミッシー・エリオット - "Work It"
最優秀男性ラップ・パフォーマンス: エミネム - "Lose Yourself"
最優秀ラップ・パフォーマンス・デュオもしくはグループ: ネリー、ショーン・コムズ、マーフィー・リー - "Shake Ya Tailfeather"
最優秀ラップ／サング・コラボレーション: ビヨンセ featuring ジェイ・Z - "Crazy In Love"
最優秀ラップ・ソング: エミネム - "Lose Yourself"
最優秀ラップ・アルバム: アウトキャスト - 『Speakerboxxx/The Love Below』

カントリー

最優秀女性カントリー・ボーカル・パフォーマンス: ジューン・カーター・キャッシュ - "Keep On The Sunny Side"
最優秀男性カントリー・ボーカル・パフォーマンス: ヴィンス・ギル - "Next Big Thing"
最優秀カントリー・パフォーマンス（デュオもしくはグループ）: リッキー・スキャッグス＆ケンタッキー・サンダー - "A Simple Life"
最優秀カントリー・コラボレーション（ボーカルあり）: アリソン・クラウス＆ジェームス・テイラー - "How's The World Treating You"
最優秀カントリー・インストゥルメンタル・パフォーマンス: アリソン・クラウス・アンド・ユニオン・ステーション - "Cluck Old Hen"
最優秀カントリー・ソング: アラン・ジャクソン＆ジミー・バフェット - "It's Five O'Clock Somewhere"
最優秀カントリー・アルバム: カール・ジャクソン - 『Livin'』
最優秀ブルーグラス・アルバム: アリソン・クラウス・アンド・ユニオン・ステーション - 『Live』

ニューエイジ

最優秀ニューエイジ・アルバム: パット・メセニー - 『One Quiet Night』

ジャズ

最優秀ジャズ・インストゥメンタル・ソロ: チック・コリア - "Matrix"
最優秀ジャズ・インストゥメンタル・アルバム: ウェイン・ショーター - 『Alegría』
最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム: マイケル・ブレッカー - 『Wide Angles』
最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム: ダイアン・リーヴス - 『A Little Moonlight』
最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム: ランディ・ブレッカー - 『34th N Lex』
最優秀ラテン・ジャズ・アルバム: ミッシェル・カミロ、チャールズ・フローレス、オラシオ・エルナンデス - 『Live at the Blue Note』

ゴスペル

最優秀ポップ／コンテンポラリー・ゴスペル・アルバム: マイケル・W・スミス - 『Worship Again』
最優秀ロック・ゴスペル・アルバム: オーディオ・アドレナリン - 『Worldwide』
最優秀トラディショナル・ソウル・ゴスペル・アルバム: ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ - 『Go Tell It on the Mountain』
最優秀コンテンポラリー・ソウル・ゴスペル・アルバム: Donnie McClurkin - 『...Again』
最優秀サザン、カントリーもしくはブルーグラス・ゴスペル・アルバム: ランディ・トラヴィス - 『Rise and Shine』
最優秀ゴスペル・クワイアもしくはコーラス・アルバム: Bishop TD Jakes Sr. ＆ The Potter's House Mass Choir - 『A Wing and a Prayer』

ラテン

最優秀ラテン・ポップ・アルバム: アレハンドロ・サンス - 『No Es Lo Mismo』
最優秀トラディショナル・トロピカル・ラテン・ポップ・アルバム: イブライム・フェレール - 『Buenos Hermanos』
最優秀メキシカン／メキシカン－アメリカン・アルバム: ジョン・セバスチャン - 『Afortunado』
最優秀ラテン・ロック／オルタナティヴ・アルバム: カフェ・タクーバ - 『Cuatro Caminos』
最優秀テハーノ・アルバム: ジミー・ゴンザレス - 『Si Me Faltas Tu』
最優秀サルサ／メレンゲ・アルバム: セリア・クルーズ - 『Regalo Del Alma』

ブルース

最優秀トラディショナル・ブルース・アルバム: バディ・ガイ - 『Blues Singer』
最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム: エタ・ジェイムス - 『Let's Roll』

フォーク

最優秀トラディショナル・フォーク・アルバム: ジューン・カーター・キャッシュ - 『Wildwood Flower』
最優秀コンテンポラリー・フォーク・アルバム: ウォーレン・ジヴォン - 『The Wind』

レゲエ

最優秀レゲエ・アルバム: ショーン・ポール - 『Dutty Rock』

ワールドミュージック

最優秀トラディショナル・ワールドミュージック・アルバム: Monks of Sherab Ling Monastery - 『Sacred Tibetan Chant』
最優秀コンテンポラリー・ワールドミュージック・アルバム: セザリア・エヴォラ - 『Voz d'Amor』

特別賞

* ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー: スティング

第46回グラミー賞は、多様なジャンルの音楽とアーティストを祝福し、音楽界の才能が集結した特別な夜となりました。

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