第47回社会人野球日本選手権大会予選

第47回社会人野球日本選手権大会 予選記録

この記録は、第47回社会人野球日本選手権大会本戦への出場チームを決定するために実施された各種予選および大会の結果をまとめたものです。代表権獲得に至るまでの各チームの戦いを追います。

本戦への特別出場枠

まず、主要な全国大会の優勝チームに与えられる出場枠です。

第93回都市対抗野球大会

この大会で頂点に立ったENEOSが、優勝チームとしての出場権を手にしました。

第46回全日本クラブ野球選手権大会

クラブチームの日本一を決めるこの大会の決勝戦は、大和高田クラブが7対8で全足利クラブに勝利。大和高田クラブがクラブ選手権優勝枠での本戦出場を決めました。

日本選手権対象JABA大会

特定のJABA大会で優勝することも、本戦出場への道となります。ここでは、各大会の主要な結果と出場権獲得チームを記します。

第76回JABA東京スポニチ大会

予選リーグを勝ち抜いた東芝、ENEOS、JR九州、日立製作所が準決勝に進出。準決勝では東芝がENEOSを3対2、JR九州が日立製作所を6対2で破りました。決勝戦は東芝がJR九州に6対0で完勝し、本戦出場権を獲得しました。

第68回JABA静岡大会

予選リーグ突破チームは東海理化、日本製鉄鹿島、Honda、王子。準決勝は日本製鉄鹿島がHondaに5対3、王子が東海理化に4対3で勝利。決勝では日本製鉄鹿島が王子を2対1で下し、出場権を得ました。

第50回JABA四国大会

準決勝に進んだのは明治安田生命、日鉄ステンレス山口シーガルズ、三菱重工East、日本通運。三菱重工Eastが明治安田生命に7対6、日本通運が日鉄ステンレス山口シーガルズに7対0で勝利。決勝戦は日本通運が三菱重工Eastに8対0で快勝し、本戦への切符を手にしました。

第63回JABA長野県知事旗争奪野球大会

予選を勝ち抜いたENEOS、東京ガス、鷺宮製作所、Hondaが準決勝へ。東京ガスが鷺宮製作所に6対2、ENEOSがHondaに12対5で勝利。決勝では東京ガスがENEOSを4対1で破り、出場権を獲得しました。

第64回JABA岡山大会

準決勝進出チームはトヨタ自動車、パナソニック、Honda熊本、シティライト岡山。Honda熊本がトヨタ自動車に6対5、パナソニックがシティライト岡山に2対1で勝利。決勝戦はHonda熊本がパナソニックを3対1で破り、本戦出場を決めました。Honda熊本はすでにこの大会で出場権を獲得していたため、所属する九州地区の最終予選出場枠が1つ増加しました。

第44回JABA日立市長杯争奪野球大会

予選通過チームは東芝、日本製鉄鹿島、SUBARU、日本生命。準決勝ではSUBARUが東芝に4対2、日本生命が日本製鉄鹿島に6対4で勝利。決勝戦は日本生命がSUBARUに5対4で競り勝ち、出場権を獲得しました。

第72回JABA京都大会

準決勝に進出したのは三菱重工East、日本製鉄広畑、三菱重工West、セガサミー。三菱重工Westが日本製鉄広畑に6対1、三菱重工Eastがセガサミーに2対1で勝利。決勝は関西勢対決となり、三菱重工Westが三菱重工Eastを2対1で下し、出場権を得ました。

第74回JABAベーブルース杯争奪大会

準決勝に進んだのは日立製作所、西濃運輸、鷺宮製作所、北海道ガス。日立製作所が西濃運輸に5対1、鷺宮製作所が北海道ガスに7対0で勝利。決勝戦は鷺宮製作所が日立製作所を7対0で破り、本戦出場を決めました。

第74回JABA九州大会

予選突破チームはENEOS、日本通運、Honda熊本、NTT東日本。準決勝はNTT東日本がHonda熊本に12対11、ENEOSが日本通運に3対2で勝利。決勝戦はENEOSがNTT東日本を6対0で破り、優勝しました。ENEOSはすでに都市対抗優勝で出場権を得ていたため、所属する関東地区の最終予選出場枠が1つ増加しました。

第52回JABA東北大会

準決勝に進出したのはJR北海道硬式野球クラブ、JR東日本東北、大阪ガス、伏木海陸運送。大阪ガスがJR北海道に5対4、JR東日本東北が伏木海陸運送に6対3で勝利。決勝戦は大阪ガスがJR東日本東北を5対2で破り、本戦出場権を獲得しました。

第63回JABA北海道大会

予選突破チームはTDK、Honda熊本、大阪ガス、JR東海。準決勝はTDKがJR東海に3対2、Honda熊本が大阪ガスに5対0で勝利。決勝戦はHonda熊本がTDKを2対1で破り、優勝しました。Honda熊本はすでにJABA岡山大会優勝で出場権を得ていたため、所属する九州地区の最終予選出場枠が1つ増加しました。

地区最終予選

JABA大会優勝枠で出場権を得られなかったチームは、各地区で行われる最終予選を勝ち抜く必要があります。

北海道地区

代表決定リーグ戦の結果、航空自衛隊千歳が3勝0敗で1位となり、航空自衛隊千歳が本戦初出場を決めました。

東北地区

トーナメント戦を勝ち上がった日本製紙石巻とTDKが代表決定戦で対戦。TDKが日本製紙石巻に3対0で勝利し、本戦出場権を得ました。

北信越地区

代表決定戦はバイタルネットとIMF BANDITS 富山の対戦。バイタルネットが4対0で勝利し、本戦への切符を手にしました。

関東地区

ENEOS、東芝、日本製鉄鹿島、日本通運、東京ガス、鷺宮製作所は既に出場権を獲得済み。残る枠を争うトーナメントの結果、代表決定戦を勝ち抜いたSUBARU、三菱重工East、日立製作所、セガサミー、NTT東日本が本戦出場を決めました。

東海地区

トヨタ自動車、JR東海、王子が代表決定戦・敗者復活戦を勝ち抜き、それぞれトヨタ自動車、JR東海、王子が本戦出場権を獲得しました。

近畿地区

日本生命、三菱重工West、大阪ガスは既に出場権を獲得済み。残る枠を争うトーナメントの結果、パナソニックと日本新薬が代表決定戦を勝ち上がり、パナソニックがパナソニックに6対1で勝利。敗者復活戦を勝ち上がったカナフレックスとNTT西日本が代表決定戦で勝利。これにより、パナソニック、日本新薬、カナフレックス、NTT西日本が本戦出場権を獲得しました。

中国地区

代表決定戦でJR西日本がツネイシブルーパイレーツに11対1で勝利。敗者復活代表決定戦ではJFE西日本がツネイシブルーパイレーツに9対0で勝利。この結果、JR西日本とJFE西日本が本戦出場権を獲得しました。

四国地区

代表決定対抗戦（2勝先取）で四国銀行がJR四国に2連勝。四国銀行が本戦出場を決めました。

九州地区

Honda熊本は既に出場権を獲得済み。残る枠を争うトーナメントの結果、代表決定戦を勝ち抜いたJR九州と西部ガス、そして敗者復活代表決定戦を勝ち抜いた宮崎梅田学園が本戦出場権を獲得しました。

これらの厳しい予選を勝ち抜いたチームが、第47回社会人野球日本選手権大会本戦の舞台へと駒を進めました。

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