第54回日本レコード大賞

第54回日本レコード大賞の概要

2012年12月30日、新国立劇場中劇場で開催された第54回日本レコード大賞。この年の大賞は、人気アイドルグループAKB48による「真夏のSounds good !」に授与されました。これは彼女たちにとって2年連続の受賞となり、女性グループの中で初めての連覇達成です。さらに、選抜メンバーの岩田華怜は、当時の受賞者の中で最も若い14歳7か月という記録を達成しました。

大賞受賞曲と選考

「真夏のSounds good !」はオリコン年間シングルチャートでも1位に輝き、音楽番組『COUNT DOWN TV|COUNT_DOWN_TV』の年間シングルランキングでも1位を獲得。この2つのランキングからの受賞は、史上初の快挙となり、多くの音楽ファンの注目を集めました。大賞の発表は、日本作曲家協会の会長であり、制定委員長でもある服部克久によって行われました。

その他の受賞と功労賞

最優秀新人賞は家入レオに決定し、彼女は今後の活躍が期待される新星として称賛されました。式典の司会を長年務めた堺正章が退任し、代わりに安住紳一郎と新垣結衣が司会に選ばれました。視聴率も好調で、関東地域の第1部は14.1%、第2部は16.6%を記録しました。

受賞作品・受賞者一覧

司会者と音楽監督

安住紳一郎はTBSのアナウンサーとして、新垣結衣と共にドラマやバラエティでも活躍する中、レコード大賞の新しい顔となりました。また、音楽は服部隆之が監督として全体を指揮し、数々の有名なミュージシャンが参加しました。

テレビ・ラジオ放送

放送は本編に先立って、事前番組『もうすぐ第54回輝く!日本レコード大賞』が17時30分から18時30分まで放送され、その後本編が18時30分から21時54分まで展開されました。39局ネットという大規模な放送体制が整えられ、ラジオでも広く中継されました。

特別賞と功労賞

特に注目されたのは、特別賞を受賞したきゃりーぱみゅぱみゅや、功労賞を受賞したかまやつひろし、堺正章など、過去の音楽シーンに大きく貢献したアーティストたちです。彼らの業績が称えられ、多くのファンの前で感謝を表されました。

終わりに

第54回日本レコード大賞は、受賞者にとっても観る人にとっても非常に記憶に残るものとなりました。次回の賞も誰が受賞するか、引き続き多くのファンの期待がかかります。

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