第68回全国高等学校ラグビーフットボール大会
第68回全国高等学校ラグビーフットボール大会
第68回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、1988年12月28日から1989年1月7日まで近鉄花園ラグビー場で行われました。この大会は、昭和63年度全国高等学校総合体育大会を兼ねており、多くの高校ラグビー選手たちがその技術とチームワークを競い合いました。
概要
大会の日程は以下の通りです：
試合は全て30分ハーフで行われ、もし試合が同点で終了した場合には、トライ数、ゴール数、抽選の順で優先順位を決定するとされていました。
試合結果
1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝の詳細は記載されていませんが、以下の準決勝が顕著でした：
- - 準決勝：
- 大阪工大高 16 - 10 相模台工
決勝戦
決勝戦は1月7日に予定されていましたが、日本の昭和天皇が崩御されたため大会の運営本部は協議の結果、試合を中止し、茗溪学園高校と大阪工大高校の両校を優勝校とすることを決定しました。このような異例の決定は、国民に服喪を呼びかける政府の方針を尊重し、また学校の3学期の日程にも配慮した結果でした。
決勝戦の開始時刻には、選手や関係者が集まり、表彰式と閉会式が行われ、両校の選手たちは優勝を記念する写真を撮影しました。実際には試合が行われなかったにもかかわらず、選手たちはその時の熱気と友情を胸に記念として残すことができました。
幻の決勝戦
この決勝戦から26年後の2015年4月26日、近鉄花園ラグビー場で「幻の決勝戦」が実施されました。この冊子は第9回関西ラグビーまつりの一環として行われ、当時の両校の選手が集まりました。その結果、大阪工大高OBが64-19で勝利を収め、かつてのライバルを再び戦わせる機会が訪れたと言えます。
関連試合
大会に関連する注目の試合として、1989年1月15日に開催された第12回高校東西対抗試合があります。この試合では、特に優秀だった選手たちが東西に分かれて戦いました。
試合結果は次の通りです：
- - 西軍 61 - 17 東軍（監督はそれぞれ異なる高校から選ばれた）
- - 東軍監督：山田耕二（名古屋市立西陵商業高等学校）
- - 西軍監督：前田豊彦（報徳学園高等学校）
参考文献
日本ラグビーに関する公式戦記録、特に平成16年～平成17年の主要試合についてのデータが参照されています（ISBN: 4-583-03863-1）。
外部リンク
今大会の詳細や歴代優勝校の情報が記載された公式サイトへのリンクも存在します。
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。