第70回高松宮記念杯競輪

第70回高松宮記念杯競輪の概要

2019年6月13日から16日の4日間、大阪府の岸和田[[競輪場]]にて、第70回高松宮記念杯競輪（GI）が開催されました。優勝賞金は2,890万円（副賞含む）で、多くの競輪ファンが注目するビッグレースです。

決勝戦の模様

決勝戦は6月16日に行われ、白熱したレースが展開されました。

レース展開

準決勝を勝ち上がった9名によって争われた決勝戦。
東日本地区から5名、西日本地区から4名という構成で、地元地区の近畿からは脇本雄太選手が唯一勝ち上がりました。脇本選手には、連携実績豊富な中川誠一郎選手がマークし、強力な2車ラインを形成。

レースは、平原康多選手がスタートで先行するも、すぐに脇本選手が7番手からカマシを仕掛け、先頭に躍り出ます。最終ホームでは、脇本選手、中川選手、小原太樹選手の3車が先行。

4番手にいた清水裕友選手は、先頭集団に離されてしまいます。

最終直線で、中川選手が脇本選手を交わして1着でゴール。自身3度目のGI制覇を成し遂げました。

レース結果

優勝：中川誠一郎
2着：脇本雄太
3着：小原太樹

脇本選手は、前年大会同様に果敢に主導権を握るレース展開でしたが、ラインを組んだ選手が勝利する形となりました。レース後、中川選手はインタビューで脇本選手を称えました。

大会トピックス

岸和田[[競輪場]]での連続開催：岸和田[[競輪場]]での高松宮記念杯競輪開催は、前年に続いて2年連続7回目となりました。しかし、当大会終了後に改修工事のため競輪開催を休止し、次回（2020年）は和歌山[[競輪場]]での開催となりました。
ファンサービス：「ニッカンPDF新聞」と「専門紙PDF（競輪研究）」を連日無料で提供。最終日には、間寛平さんのお笑いステージなどのイベントが実施されました。
ガールズケイリンニューカマーレース：最終日には、デビュー前のガールズケイリン選手によるエキシビションレースが実施されました。山口伊吹選手が1着となりました。
テレビ中継：決勝戦は日本テレビ系列で全国放送され、「坂上忍の勝たせてあげたいTV～高松宮記念杯競輪2019～」として放送されました。
彬子女王による表彰：表彰式では、彬子女王が優勝者に高松宮記念杯を贈呈されました。
売上目標未達：シリーズ全体の売上は目標に届きませんでしたが、決勝戦の売上は前年を上回りました。
新ルール導入：5月31日から適用された競輪の新ルールが、GIレースで初めて導入されました。
香川雄介選手の連続出場：香川雄介選手が、高松宮記念杯連続20回出場を達成しました。
決勝進出メンバー：S級S班からは4名が決勝進出。脇本選手と新田選手は、ロシア遠征から帰国直後の出場でした。
初優出：小原太樹選手が、初のGI決勝進出を果たしました。中川選手は3回連続のGI制覇となりました。
配当オッズ：2枠複は1番人気で決着。2車単では中川選手から脇本選手への差し目が1番人気でした。

まとめ

第70回高松宮記念杯競輪は、中川誠一郎選手の優勝で幕を閉じました。岸和田[[競輪場]]での連続開催、新ルールの導入、ガールズケイリンニューカマーレースなど、多くの話題があった大会でした。白熱したレース展開は、競輪ファンに大きな感動を与えました。

外部リンク

第70回高松宮記念杯競輪GI特設サイト - 岸和田競輪)
開催リーフレット pdf - 岸和田競輪)
日刊スポーツ 特設サイト)
* イー新聞競輪 特設サイト)

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