第86回全国高等学校サッカー選手権大会

第86回全国高等学校サッカー選手権大会

2007年12月30日から2008年1月14日までの16日間にわたり開催された第86回全国高等学校サッカー選手権大会。全国の高校が集まり、熱戦を繰り広げました。本大会のテーマは、「絶対にあきらめるな!夢は必ず叶う!!」というメッセージがJリーガーの中澤佑二から送られ、選手たちの士気を高めました。

大会の概要

本大会では、1回戦から準決勝までを80分（40分ハーフ）で行い、勝敗が決まらない場合はPK戦によって勝者を決めました。決勝戦は90分（45分ハーフ）で行い、同様に勝敗がつかない場合には延長戦20分（10分ハーフ）を経て、そちらでも決まらない場合はPK戦で勝者が決まります。

日程

• - 11月18日: 全代表校決定
• - 11月19日: 全国大会組合せ抽選会
• - 12月30日: 開会式・開幕戦
• - 1月14日: 決勝戦

使用会場

大会は、以下の複数の会場で行われました。

• - 国立競技場（開幕戦、準決勝、決勝のみ開催）
• - 国立西が丘サッカー場
• - 駒沢陸上競技場
• - 埼玉スタジアム2002
• - さいたま市駒場スタジアム
• - 柏の葉公園総合競技場
• - 市原臨海競技場
• - 等々力陸上競技場
• - 三ツ沢公園球技場

出場校と試合結果

各都道府県から選出された高校チームが全国大会に出場し、熱き戦いが繰り広げられました。特に注目されたのは、流通経済大柏の大前元紀が得点王に輝き、7得点を記録したことです。他にも、帝京高校が通算80勝を達成し、大会の歴史に名を刻みました。

大会記録

流通経済大柏の監督である本田裕一郎は、大会史上最高齢の60歳で初優勝を果たしました。また、流通経済大柏が国立で挙げた10得点は、歴代最多タイ記録として語り継がれます。

表彰

大会の閉会式は、国立競技場のロイヤルボックスで行われ、流通経済大柏の名雪遼平主将が優勝旗を受け取りました。優勝校には複数の賞が授与され、期待される次世代の選手たちへも道が開かれました。

表彰内容

優勝校には、優勝旗や各種表彰状、メダルが授与され、準優勝校にも表彰が行われました。またベスト4の学校にも賞が贈られ、さらなるサッカーの発展を願うものとなりました。

関連項目

大会は全国高等学校サッカー選手権大会の一環として位置づけられ、毎年多くの高校生が情熱を持って挑戦します。競技の素晴らしさや精神を次世代に伝えるため、今後もこのような大会が継続することが期待されます。

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