笹みどり

笹みどり：波乱万丈の人生を歌い上げる演歌歌手

笹みどり（ささ みどり）さんは、1947年10月3日生まれの日本の演歌歌手です。本名は村上 勇喜子（むらかみ ゆきこ）さん。神奈川県足柄下郡湯河原町出身です。

デビューと大ヒット

1965年、テレビドラマの主題歌『女の舞台』でデビュー。翌年、花街で育った女性の悲哀を歌い上げた『下町育ち』が大ヒットし、一躍人気歌手となりました。この曲は笹さんの代表曲となり、その後の歌手人生を大きく支えることになります。

『下町育ち』の他にも、『女の絶唱』『男の償い』『母子舞い』など数々のヒット曲をリリースし、「テレビ主題歌の女王」と呼ばれるようになりました。1966年には、『下町育ち』で「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たし、その実力を広く知らしめました。

病気からの復活

順風満帆に見えた歌手生活でしたが、1976年、公演先の福岡県北九州市でクモ膜下出血を発症。さらに翌年には側脳室内頚動静脈奇形という病気で倒れ、歌手活動を休止せざるを得なくなりました。しかし、笹さんはリハビリに励み、1983年に奇跡のカムバックを果たします。

復帰後には『浅草しぐれ』をヒットさせ、1985年には歌手生活20周年記念アルバムをリリース。1995年には30周年記念リサイタルを開催し、記念CDを発売するなど、精力的な活動を再開しました。

現在の活動

現在もなお、笹さんは第一線で活躍を続けています。2010年には「NHK歌謡コンサート」に出演し、『下町育ち』を熱唱。その独特の笑い声は、共演者である美川憲一さんからも「本当に笑い上戸」と茶化されるほどでした。また、ラジオ番組への出演や、日本[[歌手協会]]歌謡祭への参加など、多方面で活躍しています。

人柄と魅力

笹さんの魅力は、その歌唱力はもちろんのこと、明るく親しみやすい人柄にもあります。トレードマークともいえる独特の笑い声は、聴く人を和ませ、彼女の魅力を一層引き立てています。

趣味はパチンコという意外な一面も持ち合わせており、その飾らない人柄が多くの人に愛されています。

ディスコグラフィー

数々のシングル、アルバムをクラウンレコードからリリースしています。また、デュエット曲やタイアップ曲も多数存在します。

NHK紅白歌合戦出場歴

1966年：『下町育ち』

主な出演

テレビ

特別機動捜査隊
一枚の写真
2時のワイドショー
快傑えみちゃんねる
NHK歌謡コンサート
木曜8時のコンサート〜名曲!にっぽんの歌〜
爆報! THE フライデー

その他、数多くの歌番組に出演しています。

映画

わが命の唄 艶歌
霧のバラード

ラジオ

ありがとう浜村淳です

その他

第37回日本[[歌手協会]]歌謡祭

まとめ

笹みどりさんは、その歌声と明るい人柄で多くの人を魅了する演歌歌手です。数々の苦難を乗り越え、現在も精力的に活動を続ける姿は、多くの人に勇気を与えています。今後も、その歌声で私たちを魅了し続けてくれることでしょう。

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