笹野高嗣

笹野 高嗣（ささの たかし）

基本情報

• - 生年月日: 1954年3月7日
• - 職業: 歯科医師、歯学者
• - 現職: 東北大学大学院歯学研究科 口腔病態外科学講座 口腔診断学分野の教授
• - 所属学会: 日本口腔診断学会 理事長

経歴

笹野高嗣氏は1979年に東北大学を卒業し、その後のキャリアは全て同大学において教授職に至るまでの流れを持っています。卒業後は助手、講師、助教授としての経歴を重ね、1998年に教授に任命されました。また、彼の学術的な背景を示す重要な研究として、1986年に取得した歯学博士号を挙げることができます。この際の論文のタイトルは「寒冷刺激の歯髄に及ぼす影響」となっています。

著作

笹野氏の著作は多岐にわたりますが、以下はいくつかの代表的な著作のリストです。

• - 『歯科診療の実際 下顎運動障害』 (1995年)

- 三條大助との共著にて、急性炎症に伴う歯痛について論じています。

• - 『患者の診かたと歯科診療』 (2001年)

- 基本的診察法として、画像診査の重要性について詳細に述べています。

• - 『臨床医のための口腔画像診断 臨床イメージノート』 (改訂版, 2002年)

- より実践的な視点からの口腔内診断法を取り扱っています。

• - 『歯科放射線学』 (第4版, 2006年)

- 根尖部病変や歯内療法について専門的な知見を提供しています。

• - 『歯科臨床における画像診断アトラス』 (2008年)

- 歯科臨床における画像診断の手引きとして広く利用されています。

これらの著作は、自身の研究や実践に基づいた内容であり、多くの歯科医師にとっての貴重な資料となっています。

所属団体

笹野氏は専門的な団体にも多くの役職を持っており、その活動は歯科医療の発展に寄与しています。主な所属団体は以下の通りです。

• - 日本歯学系学会協議会: 理事として活動
• - 日本口腔診断学会: 理事長としてリーダーシップを発揮
• - 日本口腔内科学会: 理事および第22回大会長
• - 日本歯科保存学会: 元理事
• - 日本歯科放射線学会: 代議員および元理事
• - 日本外傷歯学会: 医療画像診断の担当理事
• - 日本口腔科学会: 評議員
• - 日本医学放射線学会: 北日本地方会の世話人

笹野高嗣氏のこれまでの業績は、日本の歯科医療界において不可欠なものとなっており、今後もその研究活動や経験を通じて多くの歯科医師に影響を与えることでしょう。また、彼の専門知識や研究成果は、今後の業界の発展に貢献する重要な資源であり続けると考えられます。

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